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落ちこぼれ魔法生徒ですが、氷の王子に恋されました  作者: はるさんた


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第9章 母の封印と二人の戦い


深夜の学園。

人気のない廊下に、不気味な光が漂う。

突然、壁の奥から魔力の渦が現れ、古代文字が浮かび上がる。


「……また封印の兆候か」

リアムの声は低く、緊張をはらんでいる。

「リアムさま、危ない……!」

「落ち着け。俺が行く、君は俺の横にいろ」


二人は廊下を走り、光の中心へ。

そこには、母・セラの封印に関わる謎の魔物が姿を現した。

「これは……母の封印を狙う者……!」

「やっと姿を現したか……俺たちで止める」


ミナは震える手で杖を握る。

「私……やるんです!」

リアムは小さくうなずき、彼女の手を握った。

「信じろ、俺が導く」


魔物が襲いかかる。

リアムが魔力を解放して盾を作り、ミナは母譲りの封印魔法で攻撃を封じる。

「……リアム、さま、今です!」

「了解!」


二人の魔力が重なり、光が渦を巻く。

魔物は叫び声を上げて消滅し、廊下は静寂に戻った。


「……やった……!」

ミナは胸を張る。

リアムは少し照れくさそうに、でも真剣な目で言った。

「よくやったな」

「え……リアムさま……?」

「別に、褒めてるわけじゃない」


でも、その手はまだミナの手を離さず、二人の距離は自然に近づいた。

ミナは心臓が跳ねるのを感じる。

母の封印を守りながら、リアムとの絆もまた確かに深まった――


次の瞬間、二人の視線は、光の残骸に浮かぶ古代文字に釘付けになった。

「……これは、まだ序章に過ぎない」

リアムの声が、二人に次の試練を告げる。


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