表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落ちこぼれ魔法生徒ですが、氷の王子に恋されました  作者: はるさんた


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/15

第4章 学園祭と秘密の距離



学園祭の準備で、校内は活気にあふれていた。

屋台の飾り付け、魔法実演の練習、衣装の試着――ミナは忙しさに追われながらも、少し心が躍っていた。


「……君、そこじゃ危ないだろう」


突然、背後で声がした。振り返ると、リアムが険しい顔で腕を組んでいる。

「え、あ……あの、手伝ってるだけです」

「手伝っているふりだろう。魔法の扱いが雑すぎる」


リアムは眉をひそめているけど、実際は手伝いながらミナを見守っていた。

そのツンデレぶりに、ミナは少し頬を赤らめる。


「……もう、あんまり見ないでください」

「見るな、と言われても目が離せない」

ミナは心臓がバクバクし、顔を背けるしかなかった。


その時、校舎の端で不思議な光が瞬く。

「……あれ?」

「……危険かもしれない。俺が確認する」


リアムが光の元へ走る。

ミナは慌てて追いかけるが、途中で何かが浮かび上がるのを見た。


――古代文字が光る魔法陣。

リアムの目が鋭く光る。


「これは……封印の兆候だ」

「封印……?」

「君の母親の封印と同じ、古代の魔力。偶然じゃない、誰かが動いている」


ミナは背筋が凍る思いだった。

学園祭の華やかさの裏で、世界の秘密が静かに動き出している――。


「……ミナ、君はここにいて。危険になる前に、俺が止める」

「リアム、さま……私も行きます!」


リアムは少し戸惑いながらも、手を差し伸べる。

「……仕方ない。だが、俺の指示に従え」


二人の手が触れた瞬間、冷たさと温かさが交差する。

――ツンデレ王子の心配と、少女の勇気。

この瞬間から、恋と冒険の物語はさらに動き出すのだった



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ