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(二)-9

 彼女は慌ててその体を手で覆った。でも僕は見てしまった。バスタオルの下の彼女の肢体を。

 心臓の鼓動がいつも以上に早く強く鳴っていることに気づいた。めっちゃドキドキしていたのだ。そりゃそうだ。パソコンやテレビの液晶越し以外でリアルな女性の裸を見ることなんて、実家にいたときの母さんや妹のを見たとき以来だったからだ。

 しかし、よく見ると彼女は裸ではなかった。華奢な両腕と両脚のついたメリハリのある体の肝心な部分にはピンク色の下着がちゃんと着けられていた。それには少しホッとした。超えてはいけない一線は越えてはいなかった。

 とはいえ、僕は頭がぼーっとしてきてテーブルに突っ伏して気を失ってしまった。


(続く)

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