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プロローグ

今回初めて投稿します。

趣味の延長の拙い文とは思いますが読んでくれると嬉しいです。

 異世界。


 最近巷で大人気のワードだ。様々な作品群が異世界転生やら異世界転移やらを題材に物語を作ってる。自分達の住んでいる世界とは違う世界。魔法が至る所にあり、モンスターがいたり人間とは違う種族がいたりするまさにファンタジーな世界。


 そういうファンタジー小説や漫画を読んでると自分もそんな世界に一度は行ってみたいと思うものである。

 俺、藤原勇人はそんな事を思いながら仕事を淡々とこなし日々を過ごしている残念な奴だ。


 もっと積極的に行動したりコミュニケーション能力が高かったりで友達が多い奴なら日々も充実した感じで過ごせるのだろう。


 だが俺はそんな事を平然とやってのけるほど器用な訳ではない。


 毎日家と職場を行き来する日々。その中でこのアニメ面白いな、同じ趣味の奴と出会えないかな、彼女できねえかなと妄想を繰り返しては実際には全然行動していない。

 そりゃそんな奴には恋人はおろか友達もできないだろう。当然の結果である。


 そんな繰り返しの日々にウンザリして挙句の果てに異世界に行けたらなあとか起こりもしないような事を妄想し始める始末。もうどうしようもない奴である。

 でも、そんな俺がまさか……………………






 異世界に転移しちまうなんて!






 信じられない。夢かもと思った。

 だが頬をつねればちゃんと痛い。これは現実なんだと歓喜した。運が天に味方したと思った。


 俺の新しい人生の幕開けだと思った。ここから俺のチートなハーレム人生が始まるんだ!

















 ………………………………………………そう思ってた時期が俺にもありました。

 異世界転移って、チートな能力貰って俺の事めっちゃ好きな女の子に囲まれてハーレム作るものなんだってさ。


 異世界に来て約1年。


 今俺が何してるかって?


「先輩!何ボーッと突っ立ってるんですか!納期は近いんですよ!働いて下さいよ!」


 ………………ハイ。家と職場を行き来して納期に追われてます。ハイ。

投稿については不定期かもしれません。

申し訳ないです。

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