044 女に後ろを刺されるな
目の前に2000本安打を放った伝説の野球選手がいるのだ。彼女の心構えを聞くのは何もおかしな話しでは無い。だが、時に女とは訳の分からない事を言いながら奇声を放つ種族なので最新の注意が必要である。無論、ミラベルはそんな恥知らずの女ではないが、世の中には話し掛けただけで顔色を悪くして突然発狂を始める女がいる。男はそんな非常識な真似は絶対にしないが、何故か女という奴は突然訳の分からない事を言って怒り狂うのだから非常に厄介な種族であるのは間違いない。彼女達に共通しているのは自分が世界一不幸な女だと思っている事であり、そんな被害者の自分に酔い始めて怒りの感情を覚えるのだ。こっちは何もしていないにも関わらず、自分の中で妄想した喧嘩の話しを言い始めたり、離婚してやるとか、自殺してやるとか意味の分からないアピールをするのだ。しかも大概行動に移さないので全部ハッタリで言ってるのだから余計にタチが悪い。それにくらべ、男は黙って女の尻をおいかけるのだから可愛い物である。いつまでも子供のようなところがチャームポイントで実に癒し系だ。だから最近は主夫という言葉が増えて尻に敷かれる男が増えているのだろう。ハッキリ言って女は男以上気が強い生き物なので類まれなる指示力を持っている。少なくとも行動力だけで言えば男よりも確実に優秀な筈だ。そういう意味では世の男は犬のように尻尾を振って、飼い主である女に媚を売るのが夫婦円満の鍵なのかもしれない。それだけ女という奴は凶悪な性格を潜在意識に持っていて、それがいつ爆発するのか想像もつかない。普段は優しい顔をしているのに何故か急に怒り狂い始めて物を投げつけたり言葉の暴力を振るい始めるのだから、世の男どもは本当に注意して欲しい。同性愛者なら話はまた別になるが。




