表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/41

ざまあside

セシルがエミルからガン詰にされていた頃、


「王太子である俺を招かないとは」


「急遽の開催とのことでしたので何かあったのではないでしょうか」


 中庭を目指して王城内を進む二人組がいた。一人はセシルの元婚約者ーークリスとクリスの新しい婚約者ーールイーズだった。


「そんなこと知るものか!」


「きっと婚約破棄したばかりでお会いしづらかったのですよ」


 しかしその様子は街を歩く恋人たちのように甘い雰囲気というよりは


「そんなこと知るか!この僕を呼ばないとは……しれものどもが!」


 それとは真逆でパーティーの案内が来なかったことに怒るクリスをルイーズが宥めていた。


(おもしろーい)


 でも、本当はクリスを宥めているルイーズが


(このまま怒ったクリスがパーティーに乗り込んだらきっと)


 この状況を一番楽しんでいた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ