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レントside

"セシルのことが好きなんでしょ?"


「998 999 1000!」


 医務室での一件から数時間。キャサリン(ルイーズのこと)の一言が頭から離れずにいた。鍛錬に集中したかったが切り替えることができなくて仕方なく考えに考えて至った答えが、


「好きってなんだァァ!!」


 ということだった。いや、意味は知ってる。こう抱き寄せてキスしたい!と思うことが好きなんだと執事が教えてくれた。それに照らし合わせるなら俺はセシルと


「うおお!そんなことはまだ早ァァい!結婚して五年経ってからだ!」


 想像してしまったらなんか恥ずかしくていてもたってもいられず


「スクワット開始!」


 スクワット千回を開始した。


(しかしあいつに聞いたことはどうもしっくりこない)


 運動しながら考えるのは良いと聞いたことがあったがあまり効果はなかった。


(俺はセシルとそんな関係になりたいんじゃなくて)


 だって俺のこの抱く感情が「好き」なのかどうかわかりたかっただけなのに思い浮かぶのは俺に笑いかけるセシルの姿だった。


(……ずっと一緒に居てえなぁ)


 ひだまりの草原で風になびく金色の髪が太陽の光で黄金色に輝いて眩しくて。でも、心地良くて気がつくと横になって眠ってしまう。


「セシル」


 俺にとってセシルってそんな存在だとふと思った。


「朝か」


 セシルに対するこの感情が好きなのかどうなのかわからないまま朝を迎えてしまった。

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