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レントside

「……」

 

 ラ・ブエルテをあとにした俺とセシルはレンドル大通りを目指して裏通りを歩いていた。


「……」


 が、会話らしい会話はなくて


(店だとあんなに話せたのに……ぐああ!何を話しゃいいんだ!)


 何を話したらいいのか分からなくて


「っ……あ……」


 とりあえず何かを話そうとして変な感じの話になったら嫌だなと思ってやめてしまった。


「れ……あ……」


 それはセシルも同じだったようで何かを言おうとしてやめた。そこは男の俺が勇気を出して話題を振ってやるべきところだったのに勇気が出なくてセシルを無視するような形になってしまった。


「……」


「……」


 そうして何を話したらいいのか分からずにいたらいつの間にか大通りに着いてしまった。


(せめて別れ際くらいはちゃんと言え!)


 大通りの端っこでモジモジしたままで勇気が出ずにそのまま無言で立ち去ろうとする自分に俺は喝を入れて


「じゃ、じゃあな!」


 トギマギしながらもなんとか言えた。出たァァ!よかったぁ!


「え、ええ」


「き、気をつけて帰れよ」


 と言って俺は踵を返した。

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