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第二話

 え?俺今何かしてました?


『もう目を開けて大丈夫ですよ。』


 おそらくチュートリアルの人の声が聞こえたので目を開けると真っ白な部屋に事前にスキャンした俺の体がホログラムになっている。


「ここでキャラメイクをすればいいのか。」


『そうです。ここではキャラメイクができます。プレイを開始すると職業は変えられても見た目などを大幅に変えることはできません。充分に気をつけてプレイを開始してください。』


 大幅にと言うことは種族や職業が変わることで見た目が変わることはあるってことだな。


『まずはプレイヤーの容姿を設定してください。』


 手元にボードが現れた。


■名前 入力してください

■種族 選択してください

■身長

■髪色

■眼


 と色んな場所いじることができるようになっていたが、体をリアルのと大幅に変えると体を充分に動かすことに慣れが必要だと太陽が他のβ勢に聞いたらしいから俺は髪と眼の色だけ変えることにした。


 髪色が白で眼が青紫!白髪(はくはつ)ってリアルだと染めるの難しいからロマンあるよな。


 青紫は色相環の上に指を置いた位置がたまたま青紫だっただけです…


「種族か…ここが悩みどころだな。」


『選択画面に行って頂けると一覧が出ますのでボードを長押ししてそれぞれの種族の特徴を見て決められます。』


「種族をっと…多すぎでは?」


 俺は種族の一覧を見て驚いた。なんせ50種類くらいあったんだから。


 全部軽く目を通してめぼしいものがあった。


・人間

・獣人(猟豹)

・エルフ


 人間の強みはほぼ全ての職業に適性を持つこととリアルの肉体とほぼ同じことで動きやすいこと。デメリットは、種族にこれといった魅力がないことくらいしかない。


 猟豹の獣人は簡単に言えばチーターの獣人で獣人だから力が強いことと移動速度が獣人の中でもトップだということが主な強みだ。デメリットは魔法攻撃に弱いことだが魔法も必中ではないだろうから持ち前のスピードで避けれるだろう。


 エルフは風魔法の威力が上乗せされる種族だ、エルフの段階で人間よりも魔法の威力は上にいるのにさらに上乗せされるというロマンの塊。デメリットかどうかはわからないがエルフだけ使える魔法というものが存在するらしく、それを使うためには魔力がとんでもなく必要とのこと。


 魔力だけあげて高火力魔法ブッパは俺のやりたいことではないので除外するとしても…


 俺はボードを下にスクロールしていく。


・ランダム ※引き直すことはできませんが10%の確率でここにはない種族がでます。


 これだよな…ランダム機能。


 太陽が言う通り俺はかなり強い運を持っているが自分で選べないのはかなり不便だよな。


 けど俺は…


「よし。ランダムにするぞ。」


『ランダムが選択されました。』



『神の卵がランダムによって選択されました。』


 ーーーーは?


 と、とりあえず調べてみるか。


・神の卵 等級:Unique

いずれ下級神に進化することができる神の卵。

神になるまでは違う種族に偽装されている。

進化するまでの成長でどのような神になるかが決まる。

下級神になってからも進化をすることができる。

どのような神になるかはあなた次第…


 整理しよう。まず、ユニークってことは俺だけじゃん。そして進化大変そうじゃね?


 進化したらキャラメイク崩れそ。


 太陽には内緒にするか。驚かせたいしな。


『偽装先の種族を選んでください。これはランダムを選択することができません。』


 どうせ神に進化するなら人間以外にしたい。かといって猟豹にすると猟豹の神様になりそうだからさっき除外したエルフにするか。


『偽装先はエルフでよろしいですか?進化するまでは普通のエルフと同じ扱いになります。』


「ああ、それでいい。」


 名前はいつも通りサーヴァっと。


『サーヴァ様、続いて職業とステータス、スキルの選択です。』


 結構驚き疲れたけどここからが本番なんだよな。

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