なろうで多くの人に読まれる作品を書きたければ、webマーケティングを学んだほうがよさそう。
さて、なろうで小説を書いて、投稿したらきっとたくさん読まれるに違いないと思っても、実際は全然受けなくてしょぼんという事は良くあると思います。
でまあ、そういった読まれない悩みを解決するためには、小説の書き方以前に、読まれるブログやWEB広告などのマーケティングを意識した書き方を、参考にした方がよさげだねと思っていたりします。
でまあ、読まれる文章にするために大事なのは、まずは自分の得意な事・苦手な事、現状のランキングの動向などを理解することが重要でしょう。
そして読者のペルソナやターゲットの設定も大事です。
ペルソナとはなにか?
今回の場合はその文章を好んで読むであろう典型的で象徴的な想定すべき読者のことです。
年齢・性別・住んでいる地域・家族構成、職業・役職・年収などの働いている環境、趣味・価値観・ライフスタイルなどのプライベートな部分まで設定したものですね。
ちなみに、「ターゲット」は「30代女性」「50代の管理職」などの年代や性別などで幅を持たせたユーザー層ですね。
ペルソナやターゲットを設定する理由は、「自分の書きたい事」と「読者がよみたい事」は、必ずしもイコールではないので、そのずれをなくすためにどういったターゲットやペルソナであれば自分が書きたいものの需要があるか想定できるわけです。
何かを売りこむときに大事なポイントは、それを買う事でユーザーのどのような悩み・不満を解決できるかがはっきりする事です。
なので「ユーザー目線」は重要なのですね。
また、ペルソナやターゲットの範囲を広げると、結果的に誰にも響かない文章になってしまいますので、ピンポイントで想定することが大切です。
たとえばエロゲームで純愛の好きなユーザーと凌辱の好きなユーザーの両方を取り込むために、両方が入り混じった作品がどうなるかと言えば、どちらからも見向きもされなくなるという感じです。
ここ最近、私がエッセイでなろうユーザーの多くは心に闇、具体的には不満やうっ憤、あるいは孤独感や無力感を抱えてるのではないかと言っていたりするのも、そういう人が多いのなら、それに合った文章を書かなければ読まれないってことになるからです。
具体的には日常で感じている人間関係による不満やうっ憤、あるいは孤独感や無力感を、なろうの作品を読むことで解消できる作品を多くのユーザーは求めているのだとランキング上位作品の傾向からは思っているわけですね。
なので異世界転生や転移をランキング隔離しても、結局は新たなざまあというテンプレばかりになったように、ざまあと無双を隔離してもおそらく意味はないでしょう。
いまだとカクヨムに読者が流れていくだけでしょうしね。
結局読まれるために大事なのはそれは読者に、「どう伝わるか?」そして、「相手に伝わって、その相手の感情や行動がどのように変化したらその文章が快として、読者に評価されるか?」というゴールを設定することです。
無論、一旦は不快という感情を起こさせて、それを快という感情に変えるのが有効なのは言うまでもありませんが。
なのでぶっちゃけ非テンプレだからあまり読まれないのは当然で、ユーザーのニーズがそもそもあまり無いというだけの事でしょう。
「面白い話を書けば読者は読んでくれるはず。
だから面白い話を書けば読んで貰える。
だって読者は面白い話を求めてるんだから!」
という意見もあるわけですが、作者が面白いと思っていても読者はそう思わないだけ。
「お前の中では面白いんだろう、お前の中ではな」
となってるというわけですね。
したがって、沢山の人に読まれたい書き手のスキルで何が一番重要なのか、と問われたら、間違いなく「今現在、どういうものを書けば読まれるのかを、見抜くスキル」であると言えるでしょう。
まあそういったユーザーのニーズに対して、どうすれば求めるものを提供できるのかをクリアしてたら、読者によまれやすそうで、他の作品と差別化できるタイトルやタグの設定とか、一段落は3行以内に収めないと読者が疲れて読む気をなくすみたいなことも考えて行く必要が出てくるのでしょうね。
個人的には【エッセイ版】私はコレでできている ~中村尚裕の活動報告より~は参考になるなと思っています。
マーケティングでは読者はどんな人でどんな悩みや不満を抱えているのか考え、それを解消する為に必要な事はどういうことなのか考えるのは大事なのでしょうね。
まあ、私はテンプレで多くの読者に読まれる作品は書けませんし、自分の好きなように書いてそれを面白いと言ってくれる人がいれば十分だとも思いますが。




