すみませ今助けに来ました!前編
「はあー。今日も学校かぁ……。」私は凄く落ち込んだ。
「でも学校行かないと成績が下がっちゃうから行くしかないかぁ。」私は学校の制服に着替えた。そして朝ごはんを食べた。朝ごはんはもう冷めていた。
「もうお母さんは出勤したのか。」っと私は呟いた。
「いってきます…。」私は誰もいない家に言った。私は歩いて学校へ向かった。
学校ではいろいろな人がワイワイしていた。私は「騒がしい人達だな。」っと思いながらも教室へ入った。
「うわー。ゴミが入ってきたよぉ。」
「えー。まじ?昨日は来なかったのに今日来るって…ないわぁ」
「まじ。それなー。」っと私に聞こえるように言ってきた。私はここから逃げ出したくなった。しかし私は我慢して自分の席に座った。そして自分の席の中のノートを取り出した。そしてペラペラとめくっていった。数十ページめくるとそこには
「この次のページめくると泣くぞ?」っと書いてあった。私はどうせいたずらだろと思い次のページをめくった。するとそこには
「死ねよ。お前。死んだらみんなが幸せになるよ。だから死んでお願い。今のままじゃみんな地獄に落ちるからね。あなたならわかるよね?じゃあよろしく!」っと書いてあった。
「何で私がこんな事言われなきゃいけないの?」っと私は小さな声で言った。
私は泣きたかった。だが私は泣けなかった。私はすぐさま屋上へ走って行った。私は学校が終わるまで屋上にいる事にした。
屋上には誰もいなかった。私はそこに体育座りをした。
「なんで私がこん事言われなきゃいけないの?なんか私した?」私が喋っていると…。
「ガチャ。」ドアが開いた。
「誰ですか?」私は少し警戒した。
「なんでここにいるんですか?ナナさん?」そこにはレンがいた。
「あっ。レンね。」レンは高一の私の一つ下の学生だ。
「隣いいですか?」
「いいよ!」
「ありがとうございます!」彼はニコニコしながら言ってきた。
「私はこの笑顔を見るのが好きだ。」っと心の中で呟いた。
「で…なんでここにいるんですか?」
「…教室が嫌だから。」
「もしかして……いじめられているんですか?」私は黙ってしまった。
「ずぼしですね?」私は言葉が出てなかったなかった。私は他の人にはいじめの被害が及んでほしくなかった。特にレン。レンは私の初めての友達だから。
「どっか…行ってよ…。」っと私は小声で言った。
「なんでですか?」
「いいからここから立ち去って。」私はレンに向けて叫んだ。
「分かりました。」レンは屋上から去って行った。
そして時は流れ昼食の時間になってしまった。
「私はなんて酷い事を言ってしまったんだ。」私は今更になって気付いた。そんな事を考えていると…「ガラガラ。」っと屋上へのドアが開いた。私は急いで隠れそうな所に隠れた。
「レンです!ナナさんはいますか?」私は安心して立ち上がった。
「あっ。いましたね!一緒にご飯を食べましょうよ!」
「いいよ!」レンは私の隣に座った。そしてパクパクご飯を食べ始めた。特に喋る事も無く二人共ご飯に食いついた。
「ねえ。二人でデパート行きません?」 前編終わり