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扉は何時も僕の前にあるはず!

作者: 七瀬
掲載日:2020/04/14




___僕は何時も迷うんだ!

優柔不断な男っているでしょ?

そう! 僕は、【究極の優柔不断男なんだよ!】



 ▼



僕の名前は、『有賀 馬那和』31歳で、営業の仕事をしている。



___しかし?

僕は、優柔不断だから、、、。

正直、この仕事が僕に向いているのかさえ分からないんだよ!



・・・つい最近。

新規で新しく契約を取れそうな会社に行ったらそこの社長に、、、?


『わたしは、有賀さんの誠意に感動しました! 是非とも、有賀さんと

契約をしたいと思っています!』

『本当ですか? ありがとうございます、社長!』

『その代わり、1つ条件があります! 有賀さんにウチの会社で働いて

ほしいんです!』

『・・・えぇ!?』

『こんなに、努力を惜しまない人は、わたしははじめてです! 是非とも

ウチの会社で一緒に働いてくれませんか?』

『・・・い.いや? それは、僕は今の会社に、、、。』

『迷ってらっしゃるなら? 是非とも! ウチの会社で一緒に、、、!!!』

『・・・まあ、その、少し、考えさせてくれませんか、、、?』

『もちろんです! ウチの会社に来てくれる事が決まれば! ちゃんと契約

しますから、、、!』

『・・・あぁ、ははい、』



 *



___なんで? こんな事になってしまったんだろう?

1週間考えたけど、、、答えは出なかった。


___僕は、今働いている会社の上司に相談したんだ!


『___あのう? 実は、お話がありまして、、、。』

『えぇ!? 契約する代わりに有賀がここを辞めて、その会社で働くという

条件を突き付けてきたのか? あの社長! まあ、いいんじゃないか、、、? 

契約が取れる訳だし! ココを辞めてもいいぞ、有賀! その代わり契約書を

忘れずに持って来いよ!』

『・・・あぁ、はあ、』



___こうして。

僕は、契約してもらう代わりに、、、あの会社で働く事に決めたんだ!



 ▽



『___社長! 僕をここで雇ってください!!!』

『あぁ~やっと! 決めてくれましたか、、、? いいでしょ~契約しますが?

もう、辞めた会社ですよね、、、? それでいいんですか?』

『はい! もちろんです! 僕が頑張って契約が取れた訳ですから、、、!』

『・・・うーん、分かりました! じゃ~契約書と明日からウチの会社で頑張っ

て行きましょう!』

『___あぁ! はい!』




 *



___でも、蓋を開けたら、、、?

この会社、火の車状態で、、、いつ潰れてもおかしくない会社だったんだ!


___特殊なネジを作っている町工場でね。

僕は、スーツ姿から作業着に着替えて毎日、頑張って働いたんだ。



___どうにかこうにか?

赤字を無くすところまで持っていきたくて、、、。

僕は、必死だったんだ!


新しい商品も考えたり、もっとウチの会社が有名になるにはどうしたら

いいのか、、、? 技術者はたくさんいるのにネジが全く売れない!!!


___少し、考え方を変えれば?

絶対にウチの会社は有名になると僕は確信しているんだ、、、!!!



 ▼



___僕がこの会社に入って、、、1年半。

とうとう、新しい商品をつくり上げる事が出来たんだよ!




そして、その商品を売り出す準備をしていると、、、?

何処で、聞きつけたのか、、、?


___既に、注文が殺到し始めたんだ。


『是非とも! ウチの会社であなた方の商品を使わせてほしい!』

『画期的な商品だ! ウチの会社で使わせてほしいんです!』

『お金は幾らでも出すので、ウチの会社と契約をしてくれませんか?』


・・・等々。



___この商品は、バカ売れ!!!



赤字でつぶれかかっていたウチの会社は、あっという間に、、、黒字に!

会社も大きくなって、従業員の数も増えたんだよ。




___そして、社長が僕にこう言ったんだよ。


『全ては! 有賀君! 君のおかげだよ! 君がウチの会社に来てくれた

から、この潰れかかった会社が持ち直したんだよ! 今後は、君がこの会社

の社長として! やってくれないか、、、? 君なら! この会社を任せら

れると思うんだよ!』

『・・・でも、社長? 僕は、それほど大したことはしてませんし! まして

や、この会社の社長なんて、、、! 僕には、、、。』

『よーく! 考えてくれればいいよ! わたしがあの時、何故? 君を引き抜

いたかも! わたしの考えは、変えるつもりはないからね!』

『・・・・・・でも! あぁ、はい、』




 *



___今考えると?

僕も思っていた事でもあるけど、何故? あの時、ウチの社長が僕をこの会社

に引き抜いたのか、、、?


___ずっと、疑問でもあったんだ。


僕は、どうしようもないぐらい! 【究極の優柔不断男だし!】




ひょっとしたら、、、?

『扉は何時も僕の前にあるはずなのかもしれない!?』



・・・ふと、そんな風に僕は思うようになったんだよ!





最後までお読みいただきありがとうございます。

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