扉は何時も僕の前にあるはず!
___僕は何時も迷うんだ!
優柔不断な男っているでしょ?
そう! 僕は、【究極の優柔不断男なんだよ!】
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僕の名前は、『有賀 馬那和』31歳で、営業の仕事をしている。
___しかし?
僕は、優柔不断だから、、、。
正直、この仕事が僕に向いているのかさえ分からないんだよ!
・・・つい最近。
新規で新しく契約を取れそうな会社に行ったらそこの社長に、、、?
『わたしは、有賀さんの誠意に感動しました! 是非とも、有賀さんと
契約をしたいと思っています!』
『本当ですか? ありがとうございます、社長!』
『その代わり、1つ条件があります! 有賀さんにウチの会社で働いて
ほしいんです!』
『・・・えぇ!?』
『こんなに、努力を惜しまない人は、わたしははじめてです! 是非とも
ウチの会社で一緒に働いてくれませんか?』
『・・・い.いや? それは、僕は今の会社に、、、。』
『迷ってらっしゃるなら? 是非とも! ウチの会社で一緒に、、、!!!』
『・・・まあ、その、少し、考えさせてくれませんか、、、?』
『もちろんです! ウチの会社に来てくれる事が決まれば! ちゃんと契約
しますから、、、!』
『・・・あぁ、ははい、』
*
___なんで? こんな事になってしまったんだろう?
1週間考えたけど、、、答えは出なかった。
___僕は、今働いている会社の上司に相談したんだ!
『___あのう? 実は、お話がありまして、、、。』
『えぇ!? 契約する代わりに有賀がここを辞めて、その会社で働くという
条件を突き付けてきたのか? あの社長! まあ、いいんじゃないか、、、?
契約が取れる訳だし! ココを辞めてもいいぞ、有賀! その代わり契約書を
忘れずに持って来いよ!』
『・・・あぁ、はあ、』
___こうして。
僕は、契約してもらう代わりに、、、あの会社で働く事に決めたんだ!
▽
『___社長! 僕をここで雇ってください!!!』
『あぁ~やっと! 決めてくれましたか、、、? いいでしょ~契約しますが?
もう、辞めた会社ですよね、、、? それでいいんですか?』
『はい! もちろんです! 僕が頑張って契約が取れた訳ですから、、、!』
『・・・うーん、分かりました! じゃ~契約書と明日からウチの会社で頑張っ
て行きましょう!』
『___あぁ! はい!』
*
___でも、蓋を開けたら、、、?
この会社、火の車状態で、、、いつ潰れてもおかしくない会社だったんだ!
___特殊なネジを作っている町工場でね。
僕は、スーツ姿から作業着に着替えて毎日、頑張って働いたんだ。
___どうにかこうにか?
赤字を無くすところまで持っていきたくて、、、。
僕は、必死だったんだ!
新しい商品も考えたり、もっとウチの会社が有名になるにはどうしたら
いいのか、、、? 技術者はたくさんいるのにネジが全く売れない!!!
___少し、考え方を変えれば?
絶対にウチの会社は有名になると僕は確信しているんだ、、、!!!
▼
___僕がこの会社に入って、、、1年半。
とうとう、新しい商品をつくり上げる事が出来たんだよ!
そして、その商品を売り出す準備をしていると、、、?
何処で、聞きつけたのか、、、?
___既に、注文が殺到し始めたんだ。
『是非とも! ウチの会社であなた方の商品を使わせてほしい!』
『画期的な商品だ! ウチの会社で使わせてほしいんです!』
『お金は幾らでも出すので、ウチの会社と契約をしてくれませんか?』
・・・等々。
___この商品は、バカ売れ!!!
赤字でつぶれかかっていたウチの会社は、あっという間に、、、黒字に!
会社も大きくなって、従業員の数も増えたんだよ。
___そして、社長が僕にこう言ったんだよ。
『全ては! 有賀君! 君のおかげだよ! 君がウチの会社に来てくれた
から、この潰れかかった会社が持ち直したんだよ! 今後は、君がこの会社
の社長として! やってくれないか、、、? 君なら! この会社を任せら
れると思うんだよ!』
『・・・でも、社長? 僕は、それほど大したことはしてませんし! まして
や、この会社の社長なんて、、、! 僕には、、、。』
『よーく! 考えてくれればいいよ! わたしがあの時、何故? 君を引き抜
いたかも! わたしの考えは、変えるつもりはないからね!』
『・・・・・・でも! あぁ、はい、』
*
___今考えると?
僕も思っていた事でもあるけど、何故? あの時、ウチの社長が僕をこの会社
に引き抜いたのか、、、?
___ずっと、疑問でもあったんだ。
僕は、どうしようもないぐらい! 【究極の優柔不断男だし!】
ひょっとしたら、、、?
『扉は何時も僕の前にあるはずなのかもしれない!?』
・・・ふと、そんな風に僕は思うようになったんだよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。




