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『観念的思考法』⑸
『観念的思考法』⑸
㈠
思想の退化、思想の進化、そういったことに関わる上での思考法は、物事を闇から光の場所へと連れてくる様だ。それでも、物事は着工すると同時に変容し、感化され、退廃的な世界観から観念を持ってくる訳なのである、まるで、矛盾した様に、である。
㈡
また、物事は常に実行を伴なうことで進化するので、所謂、退化問題は、思考法によって、完全に完全化されることになる。ここで、観念的思考法は結実する訳だが、それがどうだというのだ、世界には観念が通用しないことばかりだ。
㈢
ならば、物事は結局、享受された部分しか、分からなかった、ということだろう。矛盾は成立する。何れの場合も、排他的水域で、観念は観念し、やがて、やってくる、観念的思考法を、まるで当たり前みたいに、終始動向するのだろうと思う。