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『観念的思考法』⒃
『観念的思考法』⒃
㈠
観念を後から顧みれば、観念は非常に、非観念的である。それはまさに、観念上発生している、観念現象の観念であって、何を言いたいかと問われれば、観念は観念であり、それ以上でもそれ以下でもないという、当たり前のことを述べているだけなのである。
㈡
しかし、人間は間違ったことをするし、難しい事は避けるし、うまく出来ているんだと思う。それでも、観念について述べる時だけは、余分な事を考えずに、観念についてのみ考えているから、まさしく、観念的思考法は、観念を考える端緒に、端を発しているのだろう。
㈢
余りに深く考えすぎると、物事も思考も疲弊するので、出来るだけフラットに過ごしていたいが、執筆時には、やはり観念的思考が蘇ってくる。それはそれで、頑張って執筆しようという気にもなるし、観念的思考法とは、タイトルだけでなく、執筆姿勢にまで、影響を及ぼしているのだ。




