読書/フェルンナン『異端カタリ派』 ノート20161027
フェルンナン『異端カタリ派』感想文
●フェルンナン・ニール著『異端カタリ派』渡邊昌美/訳 文庫クセジュ 白水社1979
【概要】
裏書/十三世紀にアルビジョア十字軍によって殲滅させられたカタリ派とは、どのような教派であったのか。本書は、その特異なに新教をマニ教との類縁に力点を置きながら論じ、この謎に包まれた教団の興亡を、当時はなやかな文化を開花させたラングドックのフランス国家への統合の流れのなかに再現する。
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【目次】
序 5
第1章 起源 10
第2章 マニ教 19
第3章 マニ教からカタリ派へ 23
第4章 カタリ派 46
第5章 アルジョア派 61
第6章 アルジョア十字軍 78
第7章 モーの協約と異端審問 94
第8章 モンセギュールと最後の抵抗 112
訳注 129
訳者あとがき 133
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【所見】
論争に負けたら教派の言い分は異端だ。滅んだら悪魔にされるのが欧州中世だ。
欧州中世とは、395年の西ローマ帝国崩壊から1453年の東ローマ帝国崩壊までの期間である。13世紀に壊滅したカタリ派とは、いくつもでては、潰されたキリスト教団の一つだ。他方で、マニ教は、中近東で流行った仏教・キリスト教を融合した教団で、これはイスラム教によって殲滅させられている。東方の匂いがする異端派がフランスにあった! 地理的に、ちょっと面白い。
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ノート20161027




