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もう一度妻をおとすレシピ 第6冊  作者: 奄美剣星
随筆
6/100

随筆/秋祭り・映画・SL、内視鏡 ノート20151011

      挿絵(By みてみん)


 6月から7月にかけて、全身がやたらに冷えた。布団をかけて寝ている間はいいのだが、もぞもぞ置きだして朝珈琲をしている間にみるみる手足が冷えてくる。風邪か。しかし炎天下の屋外作業で身体はほどよく温まり、ふっ、気のせいか、と思い直す。

 口の悪い同僚諸氏は、「ずばり癌だね」とか、優しい諸氏は、「医者に行くべきだよ」という話をした。そうこうしていると8月になった。

 8月1日は土曜日で、会社が指定した公共機関での健康診断があった。それで数週間後にでた結果というのが、「大腸に異常があります。紹介状をご用意しましたので、早々に最寄りの医療機関にて再検査なさってください」とあった。というわけで、9月下旬あたりの雨の日だったかそのあたりで宿舎に近い診療所で問診、予約をとった9日金曜日に内視鏡検査・手術という運びになった。

 実はうちって癌家系。ついに自分にもお鉢が回ってきたか。

 よし、わが人生の先がみえた。悔いなく生きねば。末期の水じゃ。

 ――というわけで、映画を観にいった。

 近くの映画館で9時以降は割引で500円安くなる。

 『進撃の巨人』前篇、後編。

 下馬評は最悪だが、実際観てみると、いわれているほどには酷くない。コンパクトにまとめられている。しかし、原作フェチというのは、長ったらしい作品を映画として独自につくり直すと、原作者と読者を結ぶ世界観を汚されたとして、バッシングを始める。製作陣は自らが拡散した広告コピーを噛みしめる。

「現実は残酷だ!」

 それから9月26日日曜日に、新潟発会津若松行きの磐越西線・蒸気機関車牽引列車〝ばんえつ物語号〟の往復チケットを買いこれに乗った。

 10月4日日曜日は、実家である福島県いわき市に、磐越西線・蒸気機関車ではないところの、高速道路〝磐越自動車道〟を自家用車で往復。人の集まらぬ村の鎮守の祭りに参加。

 そして運命の9日金曜日、休暇をとって内視鏡検診となったわけだ。前日から食事を軽くして、当日は早朝から下剤水溶液ポット一杯分を飲みまくり、昼正午ごろに診療所で、ポリープばっさり。……ああさっぱりしたあ! となった次第。

 そしてめでたく。

 三連休の中日である本日11日は、またまた〝ばんえつ物語号〟に乗る。

 今回は、若松まではゆかず、線路に沿って阿賀野川を遡った五泉市の外れで新潟平野から羽越山脈の入り口にあたる、花咲駅で下車する。そこに温泉街があるのだ。

 一泊し、明日12日、SLを遠望した動画を撮り、宿舎に帰る予定だ。

 ――ここのところの私は、にわか〝鉄っちゃん〟系の道楽者になっている。

     了

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