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読書／逸木祐『虹を待つ彼女』 ノート20170316
逸木祐『虹を待つ彼女』感想文
第36回横溝正史ミステリ大賞受賞作である。
カリスマ的なゲーム・プログラマーのヒロインはプロローグで自死してしまう。探偵役である主人公は同業者の青年。青年は、ヒロインの人格をコンピューター上で復元するという野心的なプロジェクトのリーダーで、その取材の過程で、ヒロインが死に至る事件全容を解明してゆくというストリーだ。ドローン、人工知能対名人による囲碁対局といった昨今の話題を取り込んだ野心作。
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目次
プロローグ 二〇一四年十二月 3
第一部 二〇二〇年十一月 17……序
第二部 二〇二〇年十二月 150……破
第三部 二〇二一年二月 268……急
エピローグ 364
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逸木祐『虹を待つ彼女』角川書店２０１６
ノート２０１７０３１６
