読書/神家正成 『七四』 ノート20170316
神家正成 『七四』 感想文
自衛官O Bの作家様による執筆作品である。警察権があるのは警察ばかりではない。検察庁、水産庁、そして自衛隊にもある。自衛隊捜査機関は警務隊という。ヒロインはそこに所属する陸上自衛隊三尉の若き女性自衛官だ。舞台は富士駐屯地。七四式戦車車内とう密室で佐官級将校の遺体が発見される。ヒロインの可憐さに萌え、リアルなミリタリー世界の描写にオタク心をくすぐられるミステリーだ。
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目次
序章……事件発生
第一章 密室9 ……概要
第二章 告発12 ……会議・リミット設定
第三章 追憶120 ……捜査開始
第四章 良心174 ……仮説
第五章 聖堂206 ……裏動機
第六章 消失244 ……仮説崩壊
第七章 戦場284 ……動機
第八章 取引326 ……閃き
第九章 深淵362 ……デスリミット
第十章 一片396 ……全容解明
終章430 ……後日談
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神家正成『七四』宝島社2016
ノート20170316