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第12話:クラス昇格(後編)

キャラクター紹介が後書きにあります。

「レン・ホウ様準備が完了しましたので奥の扉にお入りください」

俺はこの放送で目が覚めた。

「ん〜〜・・・。よく寝た?かな」

俺は軽く準備体操をして扉を開け奥に行った。


奥に行くと通路の脇にまた男が立っていた。

「今回は武器は必要ないでしょう。

では、これを片腕に」

そう言うと男はまた俺に腕輪を差し出してきた。

「これって、俺さっきも付けただろ・・・俺はさっきのテスト前に付けた腕輪を男に見せようとしたが腕輪はどこにも無かった。

「この腕輪はこのテスト中に限り存在できる腕輪なのです。

さぁ、腕輪を」

(魔導か?)

俺は考えながら男から腕輪を貰い片腕にはめた。

そして、奥に行くとまた同じような正方形の部屋があった。

(変わってねぇ・・・)

俺はいろいろと考えていた。そのとき

「Dクラスに上がるテストの内容は瞬発力です。

これからあなたには、あるものを捕獲していただきます」

「それは、この部屋の中でって意味か?」

「えぇ。そうです。そのものはあなたを殺すことはありませんが、行動不能にするほどは攻撃してくるでしょう。あなたはそれを交わしつつあいてを捕まえ、気絶させてください。

では、始めます・・・」

放送が終わると奥から、子供がでてきた。

「ガキ?こいつを捕まえりゃいいんだよな?

楽勝だぞ?」

俺はそう言い子供に近づくが、子供は風のような速さで俺を通り抜けた。

そして俺の体を切っていた。

「痛ってぇ・・・!!つーか、速っ・・・」

俺はあまりの不意打ちに対処できなかった。

「なるほど・・・。痛っつ・・・!」

俺は切られた左肩をおさえながら子供との間合いを空ける。

すると、子供は構えをときただそこにたたずんでいる。

「ん?近づかないとダメなのか?」

俺は近づこうとしたが不思議な感覚が頭をよぎった。

(ん?なんかトリスが出てきたような・・・。

気のせいか)


俺は振り払うように顔を振り子供に近づく。

しかし、また子供は風のような速さで俺を通り抜け今度は右肩を切っていく。

(こいつは近づけば通り抜けて切り、離れれば隙を見せるか・・・。

どうするもんかね?)

俺は子供との間合いを空けゆっくり考える。

「よし。これでいくか!」

俺は考えを頭の中でまとめ子供に近づいていく。

子供は通り抜けようとするがなぜか子供は動かない。

(やっぱりな。捕まえようとしなければ通り抜けてこない。

しかも攻撃もしてこないとはね・・・)

俺はゆっくり子供に近づき子供の目の前に座った。

「よ!なんでおまえみたいなガキがテストの係なんかやってんだ?」

俺は子供にゆっくり聞く。だが子供は口を開こうとはしない。

(今ならダイジョブだろ?)

俺は子供の隙をついて片腕をつかみ首を攻撃して気絶させた。

「よし。これで終わりだな」

俺はゆっくりと立ち上がり放送が鳴らないのを確認した後、壁が開きまたしても出てきたのがギルドステムだった。

「おめでとう。まさかこんなに早く二段階も上がるとはね〜。

恐れ入ったよ」

ギルドステム(ギルド)はあたかも自分が合格したように嬉しそうに俺に話し掛けてくる。

「どうも・・・。

俺、用があるんで帰っていいですか?」

「そうか、じゃあこれをあげよう」

ギルドはそういうと俺に首飾りを渡してきた。

「これは?」

「これはチョーカーといってね身分を表すものさ。Dに上がればもらえる装飾品だよ。

上のクラスの任務は危険なものばかりだからね。身分証明が必要になってくるんだ」

「どうも・・・。じゃ、俺帰ります」

俺は必要ないと思ったが一応貰っておくことにした。そして、俺は受付場に戻った。


「お帰り〜♪どうだった?」

「まぁ、さっきよりは簡単だったな」

プエルが聞いてきたが俺は

「余裕!!」

という表情で答えを返した。

「両肩から血が出ておるぞ?それでも簡単だったのか?」

ガイルはなぜかいやみ口調で俺に突っかかってくる。

「この傷は浅いからな。そんなに苦労はしなかったって事だ」

俺がそういうとガイルは納得した表情で頷いた。

「レン・ホウ様Cクラスには上がりますか?」

受付の男はやけに簡単に聞いてきた。

「今日はいいです。疲れもあるので」

「そうですか。わかりました」

俺は頭では大丈夫だと思っていたが、体が言うことを聞かなかった。

「とりあえず、家に行く?」

プエルが俺に言ってくる。

「そうだな〜。休みたいしな」

俺は気の抜けた声で返事をする。

「わかった。じゃ、行こう♪面倒だからとぶよ?」

「おう。・・・ん?〈とぶ〉?それどういう・・・」

「能力変換〈移動〉ブルー・レスト!」

プエルが言霊を発したらいつのまにか家の前にいた。

「久しぶりじゃな。この移動方法は」

「そうだね。5・6ヶ月ぐらいしてなかったもんね」

二人は普通どおりに話しているが俺は不思議で仕方なかった。

「今のって魔導だろ?〈移動〉ってどこにでも行けるのか?」

俺はなんとか冷静さを保ちながらプエルに聞く。

「ん〜。正確には違うかな。ほら地面を見て。なんか書いてあるでしょう?」

「あぁ」

地面には外郭の円が描かれておりその中には文字や記号が書かれていた。

「これは移動結界って言って、この結界があるとこだけに移動できるの」

(よくわかんねぇけど・・・。まぁいいや)

「入り口の前で話すのもなんじゃ。早く入ろうぞ!!」

ガイルが泣きそうな声で叫んだ。

「そっか。ごめんごめん。じゃ中に入ろ♪」

俺たちは家に入りテストの内容などを話していた。

名前:蓮崩(家族がいないため名字はありません)

容姿:髪は赤の入った黒 瞳は黒 14歳 身長165cm 体重52kg

性格:本人曰く「おとなしい」周りから見れば「短気」

戦闘スタイル:合剣(魔導や体術もできる)


名前:里崎 聖

容姿:茶の入った黒(長髪) 瞳は黒 14歳 身長152cm 体重は秘密

性格:普段は優しく真面目だが、怒ると【危険】

戦闘スタイル:なし(足技(右足のみ)は凄いらしい蓮崩体験済み)


名前:プエル

容姿:髪は短く青色 瞳は血のような赤 14歳 身長159cm 体重 本人曰く41kg

性格:聖とほぼ同じ 明るい

戦闘スタイル:魔導(別な力もあるらしい・・・)


名前:ガイル・ジェラルド(やっとファミリーネームが出た)

容姿:緑の髪(短かすぎず長すぎず) 瞳も緑 10歳 身長146cm 体重42kg

性格:真面目 ジジくさい・・・

戦闘スタイル:合剣(体術も凄い?)


以上です。わからないことがあったらメッセージに書き込み(出来るのかな?)しておいてください。後書きに書くと思うんで。

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