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旅の記憶 さすらい雲   作者: 報苔京
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記憶の中の旅日記「東京散歩、初詣…」

 遅ればせながら初詣ということで神田明神にいった。

 なんとも災害大混乱の正月を迎え、何を祈願すべきが迷ってしまったが、私事をとりあえず控え、被災地復旧と平和な毎日をお願いした。


 さてさて、今年一年をイメージしても、なんともパワーが沸いてこないし、ヤル気スウィッチも入らない。

なぜなのだろう?

不思議な感覚だ。

 

 論語で1番有名な教え。

 

 五十にして天命を知る。

 

 略すと、私は十五歳で学問に志し三十歳で独り立ちした。

 四十歳になって迷わなくなり、五十歳で天命を知った。六十歳で人の言葉が素直に聞けるようになり、七十歳でやりたいことを自由にやっても間違うことがなくなった。

 なるほど、スゴいね。

 とはいえ八十歳超えると歳さえもわからなくなるという現実もあるけどね。

 働きたくないと感じるのは潜在意識が完璧を求めているかららしい。

 働きたくないのは完璧でない自分と向き合うのが怖いから。

 完璧でなければダメだと思ってしまうと、完璧ではない自分と向き合う事に恐怖を感じてしまうわけだ。

 人間は誰でも未熟な所があって当然であり、仕事だって完璧にこなせる人なんて存在しない。

 完璧主義者はいるはずのない理想の自分と比べてしまい、自分自身をダメだと思ってしまう傾向にあるのだ。

 つまり完璧な人間はこの世に存在しないと考える事が大切。

 まずはありのままの自分を受け入れ、「そのままで良いんだよ」と繰り返し自分自身に語りかける。

 他人から「よく思ってもらいたい」という気持ちを捨てて、「自分にできることをすればいい」と開き直る。

 だって完璧にできることなど何一つないのだから。


 これまた、う~ん、そうかぁ~。

 悶々としながら境内近くの公園ベンチで休憩していた。


 ふとこんな唄を思い出した。

 ♪遊びをせんとや生まれけん

 ♪戯れせんとや生まれけん

 ♪遊ぶ子どもの声聞けば

 ♪我が身さへこそゆるがるれ

 

 平安時代末期、後白河法皇によって編収された「梁塵秘抄」(町中で広まってる歌を集めた歌集)の中の一曲。

 この歌がなんとも心地よく感じられるのは……

 人は遊ぶために生まれてきたんだじゃないのかなぁ?…という響きなのかもしれない。

 イラッとした時に、この歌を心の中で静かに囁いてみてはどうだろう!

 

 さてと、もう少し足を伸ばして、大手町の将門首塚にでも寄って帰ろう。


♪遊びをせんとや生まれけん♪♪

♪戯れせんとや生まれけん♪♪

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん) 

 

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