記憶の中の旅日記「やっぱり若いっていいな」
チョイと用事があって埼玉県蕨市をウロチョロしている。
わらび餅発祥地なのかと考えたがそうでもないらしい。
わらび餅はどうも奈良が発祥のようであるが、駅前にはここぞとばかりに和菓子店が並び、便乗わらび餅を押していた。
とはいえ、この町はとんでもないイベントの発祥地だった。
なんと成人式発祥の地なのだ。
駅から10分ほど歩いたところに蕨城址公園があり、公園内に数々のモニュメント。
中でも目が釘付けになったのはサムエル・ウルマン「青春」の石碑だった。
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方である。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、豊かな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを退ける勇気、やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
理想を失わず、自分の夢を追い続ける。
それが青春なのだ。
しみじみと何度も読み返しながら、一芸が秀でるということは、ある意味他の部分も成長させるものなんだな、と羽生君のコメントやひと昔前の宮里藍のコメントに感銘したことを思い出していた。
19才の娘とは思えない落ち着きと自己分析。
まだまだ若さで突っ走れる年頃なのに、疲れたという表情をまったくみせない。
少なくともカメラやギャラリーにフォーカスされてる瞬間はそういうイメージ。
ミスしたり思い通りにいかなかったとき、彼女は必ずキャディーにほほ笑みを送る。
ミスっちゃった~って顔をして。
キャディーはドン・マーイとほほ笑みを返す。
ふたりともがさあ次行こう!とポジィティブ思考なわけだ。
これはゴルフでは重要な要素。
反省はホールアウトしてからって感じ。
つくづく見習いたいと思う。
彼女がミーハー言語(今は死語かな?)で話したらどうなるんだろうとふとイメージしてしまった。
やはりスポーツ選手には不似合い。
視られている、注目されている相乗効果もあるのだろうが、一芸が秀でると全てが成長するわけだ。
それが青春なんだ。
やっぱり若いっていいよな~。
青春の青さに空の広さ宇宙の奥深さが重なった。
悶々としながら隣接する和樂備神社にお参りし、健康でありますように、若さを保てますようにとついつい神頼みしてしまった。
さてと、谷村新司の昴でも口ずさみながら駅までトボトボ帰るとするかぁ~!
♪我はいく 心の命ずるままに 我はいく さらば 蕨よぉ~♪
(埼玉県蕨市、初春)




