記憶の中の旅日記「やっぱり避暑地の空気は美味しい」
なぜか日本テレビの24時間放送を毎年みてしまうんだよな~。
しかも歳をとるごとに涙もろくなる。しかしまあ、精一杯生きてる人間はそれだけで感動モノだね。
一所懸命であるかないのかはどこに差があるんだろう。
本人そのつもりでも、なんか手を抜いてるって言われることもあるしね。
昔観た映画G.Iジェーンのシーンでこんな台詞があった。
「鳥は死ぬ直前まで木の枝にしがみついている。生きるとはそういうことなんだ。あきらめなどというのは人間だけの堕落の証なのだ」・・・と。
一所懸命という実感を理解できるのは、そんな、ただ生きるということに無になって没頭している瞬間だけなのかもしれないな。
死ぬ気で頑張ります、とか命を賭けてとか、必死とか、結局人間は疑似的にその状態に置こうとする。
限りなく極限の一所懸命さを引き出すためにね。
この24時間テレビ。
観てしまう原因はこのテーマ曲。
サライがまた一層涙腺を弱くする。
18才の春、九州の田舎から上京するとき、バスの窓越しに振り返りながら、サクラ吹雪が空いっぱいに舞いあがっていく光景をみた。
本当に全てがこの歌詞のような心境だった。
♪サクラ吹雪の サライの空へ いつか帰るいつか帰る きっと帰るから♪
・・そうだよな、いつか帰らなきゃ!
そんな気持ちがそろそろ現実味をおびた歳に近づいてもきていた。
さて、面前には北海道の大地が広がっている。
一足遅れの駆け込み夏休み。
避暑地キロロリゾートも人影はまばら。
それぞれの家で、ママと子供たちの夏休み宿題バトルが目に浮かぶ。
まさにグッドタイミング。
十分自然とアウトドアを満喫できた。
背伸びしてふーっと息を肺いっぱい吸い込んだ。
無味無臭で実に美味い。
やっぱり大きく深呼吸できる場所が人間の住む場所なんだよな~!
そのうちペットボトルの水のように、空気も買う時代になるんだろうか・・・・。
(北海道・道央、土用)




