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異世界転生侯爵令嬢は王子に溺愛される  作者: ちる
2 婚約者の前世
39/39

19 告白

1日遅くなりましたm(_ _)m

二章はこれで完結です。

三章はデビリアスとの対決!

「えっ?あの少女が?」


「あら?フィオナは気づかなかったの?あんなに禍々しい気を放っていたのに。今のフィオナは限りなく人間に近い状態なのね」


「とりあえずフィオナは今夜は一人で寝ない方がいいな。いくら黒影宮が安全といっても油断はできない。アリィと寝てくれ」


「あら、それはダメよ。今夜はちょっと用事があるからエドワードと寝て頂戴」


アリューシアは何か企む様な笑みを浮かべてフィオナを見つめた。


「へっ?そ、そ、それはいくら婚約者といってもあまりよろしくないのでは?」


フィオナはオタオタし、顔を真っ赤にしてエドワードに賛同して貰う様に目で訴えていたが、エドワードは特に慌てた様子もなく微笑んでいた。


「婚約者なのだから同衾してもいいんじゃないか?万一子供が出来てしまうことがあってもただ結婚式を早めれば良い」


エドワードもアリューシアと同じ笑みを浮かべてフィオナに優しく話しかけた。


「こ、子供!?こ、こ、婚前交渉は致しません!!」


フィオナは二人に揶揄われているのに気づかず、顔を真っ赤にしてアワアワと慌てていた。


「ふふふ。フィオナってばお子ちゃまね。好きな相手と一つになりたいって思うのは何も恥ずかしいことではないのよ?まぁエドワードはヘタレだからいくら同衾しても婚前交渉はありえないから安心なさい」


「ん?ヘタレって何だ?」


「あら?こっちの言葉ではなかったかしら?意気地なしって意味よ」


「えっと、エドワード様と一緒に寝るのは決定事項?」


フィオナは恐る恐るアリューシアとエドワードを交互に見つめて問いかけた。


「あぁ。フィオナの部屋から主寝室が繋がっているから湯浴みが終わったらそっちに来てくれ」


フィオナはゆっくりと頷いた。


その後、軽く夕食を取り、アリューシアは天界へと出かけて行った。フィオナはメアリーにエドワードと一緒に寝ることになった旨を伝えた所、身体の隅々まで磨き上げられ、着たことのない様な薄く透け感のあるネグリジェを着せられた。


「メアリー、いつものネグリジェはないの?」

「これは薄すぎるわ」


などと言ってみたが有無を言わせず主寝室へと押し込まれた。


主寝室にはまだエドワードは来ていなかった。その部屋にはとても大きなベッドと小さなテーブルしかなかった。フィオナはそっとベッドに腰掛け、エドワードの自室へと繋がるドアをそっと見つめた。


(これはベッドに入っていてもいいの?それとも座って待つべき?というか本当に一緒に寝るだけ?添い寝だけ?こんな明らかに勝負下着みたいなネグリジェで待ってて大丈夫?なんか勘違いした女ってならない?)


一人百面相をしていると、いつの間にか隣にエドワードが座っていた。


「フィオナ?その、あー、本当にただ寝るだけだぞ?」


エドワードはわたわたと近くにあったガウンをソフィアにかけた。


「わ、分かっています」


「あー寝る前に話しておきたいことがあるんだ」


(そういえば、そんなことも言われたっけ。すっかり忘れてた)


「俺の前世の話になるんだが、そのー。俺には前世の記憶があって、リリアナの恋人だったんだ」


(ん?リリアナの恋人?それってエドワード様も神様ってこと?)


「そのー。リリアナの記憶にあった光の妖精王が俺だ」


「!!」


「実はリリアナが亡くなる少し前、三人で天界へ行くことを話していたんだ。俺は魔神を倒して神力を奪い、新たな魔神になり、リリアナと結婚する予定だった。だがリリアナが亡くなり、俺は神になる意味を失った。


リリアナは創世の女神であるからいつかは蘇ると知っていたから、リリアナが転生してくる時に生まれてくる様冥府の神に頼んだんだ。


リリアナは人の姿の時に死んだから転生も人の姿だと冥府の神に言われた為、人の姿で能力は妖精王のままで転生したんだ。


フィオナはフィオナとリリアナは別人として捉えているみたいだが、性格は似ている。たが、リリアナに似ているからフィオナを好きになった訳ではないんだ。フィオナだから愛おしいし、守りたいし、独占したいんだ。


フィオナ、愛してる」


エドワードはフィオナを抱きしめ、頭にそっと口付けた。


(エドワード様が光の妖精王!?)


「フィオナに一つお願いがあるんだ」


「な、なんでしょう?」


(も、もしかして今日契りを交わすのー!??)


フィオナはドキドキと今にも体から飛び出しそうな心臓のある左胸をギュッと押さえた。


「フィーと呼んでもいいか?」


「えっ?⋯⋯⋯あ、はい」


(はぁ⋯⋯さっきまで暴れ狂っていた心臓が小さく縮んでいった気がするわ)


「ではフィオナもエドと呼んでくれ」


「エド様」


「様はいらない。それとたまに出る敬語も辞めてくれ。マックスの時の様に接して欲しい」


「分かったわ」


二人は見つめ合い、どちらともなく顔を近づけ口付けを交わした。


その後、二人は背中を合わせて眠りについた。


(ふふ♡契りは結ばなかったけれど幸せ)


(はぁ。いつまで耐えなければいけないのか)

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