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閑話 ルイ視点2



 主が扉を開け共に中に入った所でゾワリ、と背筋が凍るような悪寒が走る。例えるならば、絶対に関わってはいけない類の気配がその空間からした。


 危機感から急ぎ戻ろうと、主に声をかけようとするが……時すでにお寿司。何と扉が閉まっていたのだ。


 中には大きな粘液状のものがある。直感であれだろうと思って鑑定を使うと、唖然としてしまう。

 何故なら、それは自分たちと比べると、馬鹿みたいに強かったのだから。


 ヤバイにゃ、何処どこか脱出できそうな所は……


『落ち着きなさい。2匹とも、聞こえてますか?』


 かなり焦っていた所、死んだ時に会ったあの人間の声が聞こえてくる。そいつが言うには、ステータスの下にある残りポイントとやらを使えば、ステータスを強化できるらしい。


 だから、状況を打開すべく急いでスキルに100000、レベルに215000とキリの良い数字で振り分ける。進化も果たした。それがこれだ。


ーーーーーーーーーー

名前:ルイ 性別:メス レベル:617 種属:妖猫


ステータス


力:140,000

魔力:210,000

防御:93,000

魔防御:195,000

敏捷:220,000

器用:130,000

           スキル

生活: 〈猫語10〉〈爪研ぎ1 〉〈惚れ惚れする香箱座り1〉 〈グルーミング1〉 《鑑定10》→〈真理眼10〉


耐性:〈魂耐性10〉《物理耐性10.魔法耐性10.全状態異常耐性10》を統合→〈オール超耐性10〉


パッシブ: 〈癒しの波動1〉〈本能1〉〈武器の心得1 〉《自己再生10》→〈超速再生10〉〈高速思考10〉


物: 〈威嚇1〉〈身体強化10〉〈ベクトル変化1〉〈暗殺術6〉〈体術10〉


魔: 〈魔カ操作10〉〈魔法操作10〉new〈幻惑の魔眼1〉


支援:〈治癒術10〉


残りポイント30000

ーーーーーーーーーー



 これでかなりステータスは強化された。恐らく、今の状態であれば例えタイマンで挑んだとしても、奴に勝つ事は不可能ではなくなっただろう。


「あいつの弱点は魔法と冠だ!俺は冠を壊す!ルイは魔法でダメージを狙ってくれ!」

「分かったニャ!」


 主に指示をなされ、自分はグラスラに後方から魔法攻撃をおこなう。なんか主が特攻しているが、冠をピンポイントで壊すためだろうか?


グサグサァ!


「アフゥン!」


 主が情けない声を上げて無数の触手に貫かれる。流石にこれには焦った。


「主ぃぃ!」


ダッ!


 全力で体を動かし、貫いてる触手を切り落とす。そして落下した主に治癒をかけ、戦線から外すために蹴り飛ばした。


「グホォ!?」


 痛そうに飛んでいく主。いくら焦っていたとはいえ、蹴ったのは少し反省するべきだったかもしれない。


 そう自分に戒めた所で、再び魔法による攻撃を開始。


「きゅぅぅぅぅ?」

「硬いニャ……」


 しかし、あまり有効打を与えられていない。むしろ、奴は鮮魚せんぎょのように活気付いて触手を元気に放ってくる始末だ。


 だけど……


 動きが鈍いから案外戦いやすいニャ。


 当たらければ攻撃など意味をなさない。このままチクチクしてれば時間はかかりそうだが、いづれ勝てるだろう。


 ーーーそんな余裕ムーヴ。だが、それは一転する。


『きゅぅぅぅう!!!』


 突如中にあった冠が光り輝く。その行動に慌てて鑑定をかけると、奴のステータスが大幅に上昇していた。


 しかも、敏捷が自分よりも早くなっている。これは少し不味いかもしれない。


 そのように戦々恐々していた所で、背後から声が聞こえる。


「今助けるぜぇルイぃ!!」



 そう、我が主だ。こいつはとんでもないアホで馬鹿でヘタレな奴ではあるが、ここぞという所では案外役に立つのかもしれない。


シュバァ!


 主が不可視の刃を放ち冠を粉々にする。すると、奴のステータスは一気に2段階ぐらい下がっていた。これはチャンスだ。


 これならトドメを刺す事が出来る!



「ナイスにゃ!後は追い詰めて終わりにゃ!!」


シュッ!!


『キュィィィィイ!!!?』


 主の使った魔法を模倣して風の刃を放つ。すると、さっきまでのが嘘のように、奴はバラバラに切断された。どうやらあの冠には、ステータスUPの効果があったらしい。


 そうしてグラスラが消えていくのが分かると、ドッと肩の力が抜けへたり込む。


 ……とにかく助かった。もしあの時、主が助太刀に入っていなかったら、ステータスの差で押し負けていただろう。


ピロン♪


レベルが720に上がった!

スキルポイント12,000獲得!


ステータスが上昇します。

力:140,000→ 160,000

魔力:210,000→320,000

防御:93,000→ 140,000

魔防御:195,000→ 270,000

敏捷:220,000→ 290,000

器用:130,000→ 170,000


規定レベル50を超えている為、進化条件を満たしました。


スキル:一心同体を獲得!

説明:互いが大切な存在であり、一定以上の絆と信頼を持っている場合に発現。相手のやろうとしている事が分かる。


 このスキルを獲得した時、ルイは速攻でレベルMAXに上げることを決める。



ピコン


進化先を選べます。

ーーーーーーーーーー

勇士猫:接近戦を得意とする。猫の街では傭兵に多い種族。評価C+


魔導猫:魔法を得意とする。魔法は学ぶことが多い為、この種族は比較的少ない。評価C+

ーーーーーーーーーー


 進化先の方には2つの種族が出てきた。個人的には魔法が一番使いやすく感じたので、魔導猫を選択する。


スキル:魔導の探究を獲得!

説明:魔法の上位互換、魔導を扱えるようになる。スキルレベルによって魔導の威力、速度、便利さが上がる。


ステータスが上昇します

力:160,000→ 210,000

魔力:320,000→ 380,000

防御:140,000→170,000

魔防御:270,000→ 390,000

敏捷:290,000→370,000

器用:170,000→ 190,000



 あぁ…眠いニャ。


 それからは、主と強敵を共に倒したことを喜び合い、疲れから地面にグデーンと転がった。


「次……殴り…い…からな!」

『……どうぞ?』


 主とあの人間の漫才を背景にゆったりと……寝てしまうギリギリの微睡まどろみを彷徨い楽しむ。



「ルイ……代わってくれ!」


 だが、その至福の時間は主に起こされ終わってしまう。早く寝たい自分は、文句を言いつつぼんやりしたまま冠に魔力を流す。すると、いきなり冠が凄い光量で輝き始めた。


 そのせいで……意識が完全に覚醒する。


「寝起きにこの光はアウトにゃ!こいつ最低にゃ!」


 それ故に怒ったが、どうやらさっきのでクリムヒルトとか言うよく分からない人が目覚めたようで、願いを叶えてくれるらしい。


 だから折角なので、力を欲した。主を危険から守る為に必要な力を。



ピロン♪

スキル:守護

説明:守りたい相手がいる時に自動発動。全ステータスを10%上昇させる。スキルレベルによって効果は上昇(最大100%)



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