表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
孤独と幸せの種  作者: 松下 愛実
2/2

第一話孤独と出会い

今日、お姉ちゃんが死んだ。

病気だ、病気が進行していき手遅れになってしまっていたそうだ。

そして僕は孤独、お父さんもいない、お母さんもいない・・・孤独、僕の頭の中にその言葉だけがあった。

独り・・これから食事も、何をしていても独り。

僕はお姉ちゃんとの思い出のアルバムを見た。すべてにこにこ写っていた。

「これから何をしても独り・・」

高校を辞めてしまおうか・・バイトしないと。

でも生徒会はどうしよう、会長になんて言おう。

ザァーーー!!

雨が降ってきた。僕の心を読んだように、静かな雨が。

「どうしろっていうんだよ」

こんなときは好きな曲を聴く、心が洗われたらどんなに嬉しいことか。

ピンポーン

(誰だ?こんな時間に)

「はい」

そこにいたのが、金髪の可愛い顔した女の人が立っていた。

「どなたですか?」

「あなたは、高野こうの ゆうさんですか?」

笑顔で僕の名前を言う。

「そうですが・・あなたは?」

茲乃ここの クレアです。優菜さんに頼まれたんです」

姉に??何を頼まれた、僕が首をかしげていると茲乃さんがこう言った。

「優が一人になったら、私がここに住むという契約をしたの」

「はあ!?」

驚いて声がでてしまった。

「じゃあ、おじゃまします!!そして、よろしく優!!」


そうして、僕とクレアの同居生活が始まった・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ