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終、 8月14日・帰り道

 前日の夜はモゲと一緒に駅前の店で徳島ラーメンを食い、疲れていたこととモゲがレポートとかそういう類で忙しかったこともあり、くらうは前回のように深遠なテーマ(もちろん性的な意味で)で長々と論議することもなく早々に就寝することとなった。

 そして翌日、朝一番にモゲの家を後にしたくらうは――何事もなく家に着いた。

「おいおいおい! 仮にも自転車旅行だろ!? 探訪記だろ!? なんで自転車シーン1行なんだよ!」

「いや、だって何もなかったし。特に新しい発見もなかったし」

 くらう宅にて、さっそくきょーこのツッコミが入ってしまった。確かに章タイトルが「帰り道」なのに道中が1行なのは少々いただけないかもしれない。しかしくらうは寛容なのでそのような些事は笑って流せるのだ!

「まあつまり、もっと自転車に乗ってるシーンが読みたい人は、是非前作を読んでねっ☆ということで」

「ステマだな!」

「のん、のんっ、のぅんっ! ダイレクトっ!」

「いやらしく自分の宣伝してるって意味じゃあどっちでも変わんねえだろ!」

「やらしくなければ生き残れない!」

「安心しろ。くらうは十分すぎるくらいやらしいと思うぞ」

「もちろん性的な意味で!」

「自分で言ってんじゃねえよ!」

「だって今さっきも、「やらしい」で間違えて変換キー押しちゃったら、なんかヤだけカタカナになったくらいだしな。日常的にカタカナのヤを単品で使っておりますゆえ」

「なんで胸張って言うんだよ!」

「それがっ、オレの誇り!」

「最低の誇りだな!」

 そんなこんなで相変わらずきょーこと謎の言い合いのような何かをしながら、今夕の岡山での祭りに向かうため、くらうは忙しなく再び出かける準備を始めるのだった。

 

おしまい


こんばんは。ほとんどの方が初めましてでしょうが、くらうでぃーれんと申します。

 自転車旅行記第2段ということで、徳島県は阿波踊りに行って来ました。まえがきでも作中でも言ってますが、早くも番外編です。理由は作中で述べている通りですが、試し読みとしての意味合いが一番大きいと思っています。前作は初投稿ということもあり、また普段ネット小説ではなく普通の(といってもライトノベルですが)長編作品ばかり書いているので、他の方の作品を見ていてもくらうのは読みづらいなあと我ながら感じていました。そう思って短めに、かつ章区切りを個人的にかなり短い頻度でしてみたのですが、いかがでしょうか。普段が文庫作品を意識して書いているので、どうも短く区切ることに慣れません‥‥。

 何度も言いますが、この作品は試し読みとしての意味合いを強く込めて書いています。なので少しでも面白いと感じていただけたなら、前作の四国一周編も読んでいただけたら嬉しいです。そしてもう1つの小説投稿サイト「星空文庫」に掲載している、二次創作作品の「DotQuest」。こちらにも目を通していただけると、すごく嬉しいです! 正直、この作品は自分でもかなりの力作だと思っているので、是非1人でも多くの方に読んでいただきたいと思っています。‥‥ただまあ、力を入れすぎて、しかもいつもと違って応募規定とかないので調子に乗ってアホみたいに長編にしてしまったので、読むのには少々気合いがいるかもしれないです。文庫換算でおおよそ500ページくらいありますのでェ‥‥。

 くらうは今後とも新人賞と並行して投稿していきたいと思っているので、あまり早いペースではできないでしょうが、多くの作品を投稿していきたいと思っています。まだまだ精進の足りない文章ではありますが、応援していただけたなら幸いです。

 次回作の予定もすでにあるのですが、そちらは旅行の日数的にも四国編の半分くらいの文章量になるかなという感じです。いつになるかはわかりませんが、くらうの作品を楽しみにしていただける方を1人でも作れるよう、頑張っていきたいと思います。

 それでは、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

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