◇月の日々
◇月○日
今日は動き回る草を喰った。
草は…マズい。
◇月◎日
今日はちょこまかと動き回る哺乳類を喰った。
哺乳類は…美味い。
◇月□日
ゲコゲコ煩いのがいたので喰った。
…悪くはない。
◇月◇日
デカくて長くて緑の奴に喰われそうになった。
喰われる寸前でそいつが蜂に狩られた。
デカい奴も蜂もヤバい。
◇月△日
僕に喰われかけた兄弟に遭った。
いつの間にか一回り大きくなっていた。
小さかった姉妹も一緒にいた。
そいつは余り大きくはなっていなかった。
◇月▽日
何故だか無性に洞窟に帰りたくなった。
久しぶりに帰った洞窟にはかーさんはいなかった。
取り敢えず翼の生えた逆さまになって天井にいる動物を喰った。
何と鳥だと思ったら哺乳類の味だった。
◇月×日
かーさんは今日も帰ってこなかった。
巣を変えたのだと思った。
取り敢えず昨日喰った鳥モドキ哺乳類を喰った。
たくさん食べた。
20匹喰ったところで面倒くさくなって数えるのを止めた。
味は美味かった。
それでも何故かお腹がすいたので唐突に岩を喰った。
しっくりくる味だった。
◇月☆日
進化した。
レアメタルヴィネガロンという種らしい。
前より硬く堅く固くなったようだ。
しかも何故か柔軟性は上がって鋏を振り回す時に予想以上に可動域が広がったし、
尾のしなりもよくなった。
早速尾を振り回してみるといい感じに翼のある哺乳類を叩き落とせた。
今日は昨日よりたくさん食べた。
◇月∽日
例の飛ぶ哺乳類が減ってきたので洞窟を出ることにした。
僕と同じくらいの大きさの顎のデカい爬虫類とデカい甲羅を持った爬虫類が闘っていた。
軍配はデカい甲羅の爬虫類に上がった。
僕がデカい甲羅の爬虫類の罅が入った甲羅を思いっきり叩くと粉々に割れた。
2匹とも見た目よりあっさりした感じで美味しかった。
◇月∮日
又僕をボコボコにした兄弟を見つけた。
又大きくなっていた。
その後ろを小さな姉妹が追いかけていた。
やっぱりあまり大きくはなっていなかった。
僕は再び元来た道を戻ると途中にいたハサミを持った甲殻類にあった。
鋏で叩き切るには少しだけ力が足りなかったので鋏で殴りつけたら泡を吹いて倒れた。
殻は固かったけど中身は美味かった。
○日 ダチュランチュラ
ヒルガオ系のモンスター。
無数の根っこを蜘蛛の脚のように動かして移動したり相手に絡めたりする。
昆虫系には利き難いものの基本猛毒。ダチュラは朝顔の仲間ではなくナスビの仲間というのはスルー。
◎日 エオマイア
古代から生きている長寿命、子沢山な哺乳類モンスター。
でも弱い。
□日 ストーンフロッグ
石のような体だが、空気を吸い込み膨らんだりできる。
堅いのか柔らかいのか謎。舌を伸ばすほかにも急激なふくらみによる攻撃もある。
◇日 マグナムパイソン
でかい蛇。口から弾を打ってくる。
でもこういう動的な蛇よりも、平べったく地面に隠れて獲物を待ち伏せするカーペットスネークの方が危険かもしれない。
▽日 スパークバット
光る。回る。
∮日 ロッククラブ
ロックな蟹。より高いところに登る習性がある。




