□月の日々
□月○日
正直日記に飽きて結構サボってた。
今日から再び付けていこうと思う。
取り敢えず今日はこれで終わる。
□月◎日
お腹が減った。
周囲に食べれるものは、兄弟たちしかない。
仕方ない。それで我慢するか。
…そう思って食いついたら逆にボコボコにされた。
いいパンチだった。
半分は冗談だったのに。
□月□日
気が早い奴が数匹かーさんの背中から旅立っていった。
僕を昨日ボコボコにした奴もその中にいた。
そいつは鋏を振ると洞窟の外へと消えていった。
他にも姉妹たちの中でもとびきり小さい奴もかーさんの背から降りようとしていたが、
かーさんに止められていた。
僕もまだ君には早いと思う。
□月◇日
他にも何匹か去っていった。
まだ残っていた奴にはかーさんがエサを分けてくれた。
先に出てった奴等め損したな。
□月△日
又、何匹か去っていった。
馬鹿な奴らめ。此処にいれば楽に生きていけるものを。
□月▽日
今日、又何匹か出ていった。
あの小さな姉妹も出ていった。
僕は一匹になった。
□月×日
母さんにそろそろ一匹立ちするように言われた。
だるい。
□月☆日
是をあげるから早く出ていきなさいと言われた。
『あせでぃあ』?かーさん?
何かよくわからない。見えない。美味しくない。
何これ。
かーさんが少し弱弱しくなった気がする。
□月∽日
取り敢えず明日一匹立ちすることにした。
「明日って何時の明日よ。」
かーさん、明日ってのは明日さ。
□日∮日
今日僕はかーさんから去ることにした。
ありがとうございました。
行ってきます。
かーさん
遥か古来より生きる強大な■■■。
最強の一角たる他の■■■も一目置いている。
て■せ■■ゃ。




