誰も知らない終末論
歌詞風です。
街で絵を描く女の子
並べる絵の歪んだ街が
気付いてくれと泣いている
最終電車に独り揺られる泣き虫は、終着駅
世界の端っこでラグナロク
死して生きることかなわずと
誰も知らない終末論
街でギターを弾く男の子
ひねくれた歌の歌詞が
気付いてくれと叫んでいる
最終電車に独り揺られるへそ曲がりは、終着駅
世界の端っこでラグナロク
生きながら死ぬことは許さぬと
誰も知らない終末論
予言者の言葉も、暦の終わりも
誰かの世界を当てただろう
人の見えないところで
今日も電車は走ってる
最終電車に揺られる集団の個は、終着駅
月明かりで優しさに気付いて
夜明けの始発を待っている
優しさ受け入れることにして
少しだけ延びる終末
街で絵を描く女の子を見て書きました。
浮世離れした良い雰囲気を醸し出していました。