前へ目次 次へ PR 2/6 第一話 両親 最初に話して置かなければならないのが、 まず、俺の両親の馴れ初めである。 親父は登山家である。 お袋は『水晶の山』と呼ばれる山に住む魔族の龍(ドラゴン)であり魔王だ。 親父はお袋の住む山を登山中に怪我をして、助けたのがお袋だった。 ちなみにお袋は人型にもなれる。 それがきっかけで二人は知り合い。俺が生まれた訳だが…、 話はそう簡単にはイカナイ。 お袋はすでに子供が一人いたのだった。 名はクリスタルという白くて、綺麗な肌のときどき脱皮する9歳年上の姉が俺にはいた。