ここまで読んでくださった読者に
本作品を書くきっかけになったのは道尾秀介先生の作品がきっかけです。
あちらの作品は私の作品とは比べようがないほど面白いものでした。
六話で構成されており6!通りの物語でした。
どの話から読んでもよい。そしてそれぞれ物語が繋がっており、感じ方が変わってくる。
脳内がバグるような感覚でした。
数学が好きな人ならわかるかなと思いますが、e^(iθ) = cosθ + isinθ の式を初めて見た感覚に似てますね。(私が書きたかった文章ですので、聞き流してもらってOK。でもこの感覚に似ているのは本当)
実際にまずはブロットを作ってみて難しいと頭を悩ませました。
まずはどんな題材ならばいいのか。そこで悩みました。普通のファンタジーではつなげるのは難しいと思ったので。
そしてどのセリフなら使っていいのか、どのセリフだけは出してはいけないのか。
実際にこの作品を書いている最中も何度も、このセリフならば使っていいのかと見直したりもしました。
どういう言い回しならば物語としてよい方向に向かうのか。
手探りで作っていって感想としては、わたしとプロの作家とは天と地の差があるように感じます。
それでも書いてみてよかったなとそう思えました。
ここまで作者の挑戦に付き合って、読んでくださった読者の皆様には感謝申し上げます。
面白くない作品だったかもしれないけれどもこの経験をいつか使えたらなと思っています。
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追記
いろんな方に読んでもらって、評価もしてもらって感謝しかないです。
もう一度、ありがとう