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あまのじゃく*ゆーとぴあ

作者:長命寺櫻華
 姫木桐、16歳の高校1年生。綾川成は、同級生の幼なじみだ。俺たちはほとんど生まれた時から、ずっと一緒だった。幼い時から身体が弱く、気も弱い成がガキ大将たちにいじめられるたびに、体格が良くてケンカも強かった俺は、飛んで行って助けていた。俺を頼り、懐き、慕ってくる成と俺は兄弟のように、いやもしかしたらそれ以上の心の繋がりを築きながら育ってきた――あの日までは。
 俺は成と、もう3年は一言も話していない。そして問題はもう一つ。透き通るような肌が美しい成の顔には、目立つ大きな傷がある。それが、誰もがため息をつくような美少年の、外見におけるたった一つの欠陥。そしてその傷は、一生消えることは、ない。
 ――俺が悪いんだ、全部。だって成にその傷を負わせたのは、他でもない俺なのだから――。

 二人だけの世界から、世間の普通に触れて、そこから外れている、外れていく自分に気付いたとき、少年の戸惑いは、どこへ向かう――?
 普通って、正解って、何だろう。

 俺、本当はずっと――。

カクヨム・エブリスタ・pixivにも掲載しています
2019/04/26 00:56
2
2019/04/27 01:15
3
2019/04/27 15:08
4
2019/04/29 01:11
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