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12.シショーと呼びなさい!

今回 キリのいい所までにしたら

短くなってしまいました。

申し訳ありません!


楽しんでいただけますように。


何故「シショー」??

魔王さんは、何故うちの子を「シショー」と呼ぶのか…。

うちの子曰く、(いや…5歳児に聞くのもどうかと思うが、一応ね。)

魔王さんは、自分に魔法や色々な事を教えてくれる先生である。

しかし、以前の食事会で魔王さんがいつどのように生まれたのかと言う話をしてくれたのを一緒に聞いていたら、難しい事は理解出来なかったようだが、私達に逢うほんの数ヶ月前に生まれたという事は なんとなく理解出来たようで、ならば、「わたしは 今5さいなんだから、まおーさんよりもおねえさんだ!」と言い、魔王さんに「わたしは、まおーさんをセンセイってみとめてあげるけど、よのなかは、ネンコウジョレツなんだから!

わたしのほうがおねえさんなんだから、わたしのことは シショーとよびなさいね!」となったそうである。

いや…だから何故「シショー」なの??


魔王さんは、そんな5歳児の破茶滅茶な意見を相変わらずの笑顔で享受してしまった。


魔王さんは、前任の魔王の手で意図的に集められた魔力を更に強力に圧縮して生成されたそうで、

それに要した期間は人間だった私達からすれば、気の遠くなる程長いものだった。

生成の過程でも、すでに意識はあったそうで、記憶もはっきりとしているとか。

精神体の様な状態でいた時間は恐ろしく長いが、生命体としてならば 確かに娘の方が年上である。ならば、「シショー」と呼ぶのも良いのでは?という事らしい。


えぇ~……、どっちにツッコむべきかな?

魔王さんかな?ウチの子かな?

それと 娘よ、年功序列の意味わかってるんだー。凄いなー。うん。

色々間違っている様な気がするけれども

2人が納得しているのなら、このままでもいいのかなぁ??

なんか全員(精霊さん達含め)楽しそうだし…。

まぁ、いいか!


そんな事を考えながら娘を真ん中にして3人で手を繋いで歩いていたら

いつのまにか家に着いていた。


準備していた昼食をみんなで食べて

しばらく のんびりと過ごしてから

この日は魔王さんと別れた。


今日は 夜に予定があるから、

その準備の為に早々にお開きとなったのだった。


お読みいただきありがとうございます!

楽しんでいただければ幸いです(^-^)

遅筆な作者ではありますが、

何卒、見捨てないでやって下さいませ。


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