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異世界に転生!そして移住する。

魔王によって産み出された「最恐で最悪な最強のもの」と融合してしまった子供とその母親の異世界転生ものです。

世界設定など生ぬるいです。

R15は保険です。

薄暗い部屋の中、1人遺影の前に座る。

涙の止め方など忘れてしまった。

ナゼ? ドウシテ? 答えは出ない…。

娘は、まだたった5歳だった。

結婚して8年目、不妊治療のすえに

ようやく授かった大切な大切な子。

この子がいれば幸せだった。

他には何もいらない、守らなければならない

唯一無二の存在。

それを失った私は、もはや生きている意味など無い。


と思っていた次の瞬間、世界は一変した!


「ママ〜!」

突然部屋が真っ白な光に包まれたと思ったら

光の中からもう2度と会えないと思っていた

私の天使が凄い勢いで飛び出して来て、

そのまま私に体当たりして来た所で

私の意識は途切れた…。


目を覚ますと、数人のローブ姿の人達に

囲まれていた。

驚いて目を瞬いていると、そのうちの1人が

話しかけて来た。


「いきなりで申し訳ありません。

こちらのお子様の母上様で間違いありませんね?」

黒色のローブ姿の人のバリトンボイスに

私の体にガッチリと抱きついてスリスリしている

我が子の背中を撫でながらうなづく。


「「「「助けて下さい‼︎」」」」

ローブ姿の人達が一斉に土下座して叫んだ…。「???」


今、私と娘は、ローブ姿の人達と同じテーブルに着き

娘はホットケーキにバナナジュース、私は紅茶を飲みながら、話しを聞いている。

テーブルというより、会議室の机のようだという印象を持った。

近くには、使ったままなのがみてとれるホワイトボードまである。


「と、言うわけで…貴女のお子様と『最恐で最悪な最強のもの』が魂レベルで融合してしまいまして、

こちらで分離を試みたのですが、お子様の身体と精神の保障で精一杯でした。」

と、深々と頭を下げて謝罪される。

「こちらの不手際に巻き込んでしまったからには、

お子様を責任を持って守り、お育てしようと

我々の世界に転生させたのですが…。」

焦げ茶色のローブ姿の人が気まずそうな顔で言葉を切った。

するとその先を引き継いだのは、濃紺色のローブ姿の立派な体格の人だった。

「あんたの子は、力の制御が上手くできず、すでに2つの世界を壊滅させちまったんだよ。」

「……はい?」

壊滅? 世界を?…2つも???

さっぱり訳がわからない…

最恐で最悪?最強?どう見ても娘は私がよく知る娘そのままだった。

シロップでベショベショのホットケーキを頬張りながらキョトンとした顔をして首を傾げている。

マジ可愛いです!マジ天使‼︎


「ちなみに、どうやって壊滅させたのでしょうか?」

おずおずと右手を挙げて質問してみたら、

驚きの答えが帰ってきましたよ。


1つ目の世界は、私がいないことでギャン泣きし暴れまわり続けた事により砂埃が舞い上がり太陽の光が遮られ、まるで氷河期のような状態になり壊滅したらしいです。

2つ目の世界は、遊んでいた時に、ふざけて地面を思い切りグーで殴った結果、その星をぱかっと真っ二つにしてしまい壊滅…。

(なんじゃそりゃ! ア○レちゃんか‼︎)


そんな訳で、これ以上の犠牲は避けたいと藁にもすがる思いで、私の事を迎えに来たらしい。

ちなみに、元の世界の私の身体は、娘に体当たりされた衝撃で跡形もないらしいです(泣)

まぁ、うちの子と一緒に転生させてくれるというので

細かい事は気にしないですが。

世間的にも私達の事は元からいなかった事になっているらしいです。

それと、最初の真っ白な光は強力な結界だったらしく

元の世界は全く損傷していないとの事でした。

良かった。地球壊滅してなくて。

ほっと胸をなでおろす。


「なるほど…それで、『第三回幼女育成計画会議』なのですね。」私は先ほどから目の端に見えていたホワイトボードをマジマジと見つめて言った。

第1回と第2回の内容が物凄く気になるが…。

赤字でデカデカと、「母親を呼ぼう!」と書いてある…。

大丈夫か?異世界の神様達!


それから、異界の神様達と私はどうすればうちの子が健やかに成長していけるかを話し合った。

そして、とりあえずなに不自由なく生きて行けるだけの環境が整っている星を1つ用意して貰い、2人でそこに移住する事にした。

お読みいただき、ありがとうございます!

初投稿です。誤字脱字あるかもしれません。

読みにくい文章の可能性が高いです。

最後まで書き上げられるよう頑張りますので、

温かく見守っていただけると嬉しいです。

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