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200字小説

【200文字】中学の夏の思い出

作者: ひのた

 中一の夏。

 僕は宿題もせず家でごろごろしていた。

「こらタカシ、宿題しなさい!」

「うるせぇババァ!」

 と言ったら殴られた。


 中二の夏。

 宿題を先にするようになった。

「ちゃんと宿題してるのね。お母さん嬉しいわ」

「うん」

 泣きそうになったが、これから母親の言うことを聞こうと思った。


 中三の夏。

 僕は宿題をするのを止めた。

「タカシ、宿題しなさい!」

 そう母親に叱られた気がしたが、気のせいだった。


 そうだ、お線香あげないと。

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― 新着の感想 ―
[良い点] オチがあって理想的な200文字小説の構成だと思う。 [一言] 様々な方のいくつかの200文字小説を読ませていただきましたが、その中でも、ひのたさんの作品はどれも基準以上だと感じられました。…
[良い点] 書き出しからオチまでの流れ [一言] ええーっ! という感じでした。 単純ですが味のある作品です。 200文字でココまで綺麗にストーリーができるものななんだとおもってビックリしました。 …
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