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ふたりのもの

作者: Soraきた

雨に濡れた肩を気にしてる

わたしだけじゃなく

そう、他にもたくさんいるはず


突然の雨は特にどうでもよくて

ただ、肩を寄せ合う距離にいたのに

それができないでいた

そう悔やんでいたら

思ったより雨の冷たさに戸惑った


手をつないでくれた、あの温かさ

今も忘れないでいる

突然の雨に

驚いたわたしを

あなたは手をとって

歩いた交差点

青の点滅が始まるときだったけど

このままでしばらく

居たかった出来事


雨が止むまでのあいだ

通り過ぎるクルマをただ見つめてた

舗道の並木は

クルマからの水はねに洗われて

見るたびに緑が映えてく

そうじゃなくて

もともと、緑きれいなものなんだろう

ただ、普段のキレイに

気づかないでいるだけ


ふたりの変化を

求める場面もあるけど

ホントのところ、変化してる

少しずつでも

ただ、普段のトキメキに

慣れてしまってるだけ

そうなのかもしれないね


いま、あなたが微笑んだ

普段のトキメキに

慣れてしまわないようにと

わたしはココロに願う











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