アラフォー愚剣士のスローライフ～約30年間覚醒しなかった魔剣は実は最強でした～

　今年で38歳のアラフォー冒険者、エスカイルはロクな人生を送らなかった。六歳のときに魔剣に選ばれ、王城で過ごし、才能がないからと見捨てられ、故郷に帰ろうと思ったらそこはもう魔物により壊滅させられていた。
　そんなエスカイルはある日、不当な理由で冒険者登録を抹消させられてしまう。途方にくれたエスカイルは到頭耐えきれなくなり、いつもの狩り場で自殺を決意する。狩り場に向かう途中、気まぐれに魔物を倒すと、唐突に頭のなかに機械音が響く。

『条件を満たしました。魔剣:ショップソードが覚醒します』

　今まで散々不幸な立場に立ってきた男のスローライフ生活！
※不定期投稿
※他作品同時投稿