表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
破離刃離☆勇者ハリガネⅡ~王国に仕える兵士として生きてきた戦士の俺、何故か王国の反逆者に...~  作者: 田宮 謙二


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/47

魔力は神の愛の中に


やぁ! 平民の諸君!


僕はポンズ王国の第四代目サクラダ子爵を務める騎士のカノー=サンジンジャ三九世さ!


そして、ポンズ王国が誇る崇高なる精鋭部隊、騎士団“AT05”の団長を務めている!


ん?? 貴族は上流階級らしいけど、ポンズ王国ではどんな存在なんだって?


ははは!! いい質問だ! 諸君!


ポンズ王国における貴族とは、国王からの勅許ちょっきょによってその地位を得る事ができるんだ。


そして、代々家系により受け継がれていく由緒ある地位なのさ~。


貴族には特権があって、例を挙げるとすれば所有している土地や建物にかかる固定資産税の一部が免税されるのさ~。


貴族といってもあくまでも地位だからね~。


職業としては政治家や軍人が多くて、他にも教育者や実業家として活躍している貴族も存在しているのさ~。


現に私も高貴な軍人として、伯爵位の父も政治家として王国に尽くしている身だしね~。


要は貴族は高貴であるという事だ!!


ハハハ!! まだまだ話したい事はたくさんあるが、今日のところはこの辺にしておこう!


それでは諸君、アディオスッ!!




~ポンズ王国軍騎士、第四代目サクラダ子爵カノー=サンジンジャ三九世大尉~






地下施設内にある()()()()()()で波乱があったものの、ハリガネ達はユズポン大聖堂の門前に無事戻る事ができた。


「俺達はあの地下を見に行くためについてきただけやから、ハリガネさんとはここでお別れや~。目的地のバルサミコス検問所へは誘導を担当する騎士団と向かってもらうで~」。


「そうですか、刑務所ではお世話になりました。何だかんだで楽しかったです」。


「おう、帰って来いよ~。それまではあの墓地に手を合わせておくわ~」。


「な、何か複雑な気分ですね...」。


「はっはっは~! 」。


ハリガネは、そう言葉を交わしながらボックスや付き添っていた兵士達と握手した。


「勇者君、元気でね~」。


「帰ってきたら“英雄”君に名前変わるかもね~」。


「な、何か語呂が悪くないっすか? 」。


ハリガネは苦笑しながら、意識を取り戻したミイラ隊長とカッパ副隊長とも握手を交わした。


「うぅ...ヒック...。グスッ...勇者様...。お...お元気で...」。


涙を流し続ける主任も嗚咽しながらハリガネと握手を交わした。


「主任も短い間でしたが、お世話になりました。シェルター内で食べたご飯美味しかったです」。


「う...ううぅぅぅ...っっ!! 」。


ハリガネが笑顔でそう挨拶した途端、主任や修道女達は顔を両手で覆い聖堂内へ駆け込んでいってしまった。


「セブンス主任や他の修道女達とは、避難所のシェルターで会われたそうですね? 」。


アングリー神官長はその聖堂の外観を眺めながらハリガネにそう問いかけた。


「ええ、僕は傭兵として出動したんですが、王国軍の方で人数が間に合っている事を現地で知ったんですよ。それで、シェルター内で待機していた時に色々とお世話になったんですよね~。まぁ、色々あって最終的には現地へ急行する事になった...ていうか、()()()()()()んですけどね~」。


「なるほど...」。


アングリー神官長は静かにそう相槌を打ちをすると、不意にハリガネの顔に視線を移した。


「あの子達の言った通りだ...」。


「...え? 」。


そう言われて戸惑うハリガネを余所に、アングリー神官長は穏やかな表情を浮かべて視線を聖堂に戻した。


「そこで奉仕していた修道女や修道士達は口を揃えて言っていましたよ。これは冤罪だと...。それで、修道院の者達でハリガネさんの無実を王国側に訴え続けていたんですよ」。


「そうだったんですか...。自分は面会ができない立場でしたから細かい事はよく知りませんでしたが...」。


「特に現地にいた主任や修道女達は熱心に貴方の無実を訴えていてね~。彼女達曰く、あんな綺麗な澄んだ眼をした人が欲望や権力のために王国を危機にさらすような事はしない...と。確かに良い眼をしている...」。


アングリー神官長は微笑んでそう言いながら、ハリガネの顔を再び見つめた。


「は、はぁ...。良い眼...ですか...」。


「...旅立つ前に、一つ聞いてもいいですかな? 」。


アングリー神官長は困惑するハリガネに真剣な眼差しで問いかけた。


「は、はい...」。


「我々、教団としては王国がハリガネさんを国外に追放する刑を下した事が...。今でもあってはならない事だと思っている」。


「はぁ...」。


「ハリガネさんは、御自身に下された判決をどう思われているのですか? 」。


「う~ん」。


アングリー神官長にそう問われたハリガネは、青空を見上げながら考え込んだ。


「判決には正直納得はしていませんが、僕にも疑われてもおかしくない落ち度がありました。むしろ、死刑にならなかっただけマシだと思っています。実際、その落ち度がなければ王国を危機にさらす事はなかったでしょうし。今は、もう心を切り替えていますよ」。


「ほう、心の切り替え...ですか? 」。


アングリー神官長はハリガネの答えに関心を示しているかのようにそう聞き返した。


「僕なりのケジメの付け方は戦士であり王国兵士であった以上、戦果で償う他は無いと思っています。せっかく王様が与えてくださった機会です。必ず成し遂げて帰ってきますよ」。


ハリガネは自信に満ちた表情でアングリー神官長にそう答えた。


そして、アングリー神官長はそのハリガネの表情を見て悟ったのか小さく頷いて再び微笑んだ。


「なるほど、もう決心されているという事ですね。さすが戦士だ...。良い顔をしている」。


「え、そうですか? そんな良い顔してますかね~」。


ハリガネはアングリー神官長に褒められると照れ笑いしながらおちゃらけた。


「さて、ハリガネ=ポップ氏~。そろそろ...」。


カノーにそう促されると、ハリガネはアングリー神官長に一礼した。


「神官長、地下にある墓地の件はありがとうございます。修道院の皆さんにもよろしくお伝えください」。


ハリガネが感謝の言葉を述べてアングリー神官長と握手を交わした。


「いえいえ、もともとあの地下の存在には我々も困っていたので...。改めてお願いさせていただきますが、我々も憩いの場としてあの地下施設を利用してもよろしいでしょうか? 」。


「え、えと...。僕があの施設の工事を依頼したわけじゃないので...」。


困惑するハリガネはそう答え、カノーの方に視線を向けて助けを求めた。


「まぁ~、建物は聖堂内にありますしお金の方も教団側が出されたので、皆様ご自由に利用されてもよろしいと思いますよ~? 我々は施設の改修をしただけですので~! いやぁ~、あんな神秘的な空間と巡り合わせてくれたハリガネ=ポップ氏と教団には心から感謝ですよ~! ハッハッハッハ~!! 」。


(本ッッ当に調子の良い奴だな...。マジ、うぜー)。


ハリガネはその場で高笑いするカノーに不満に募らせながらもアングリー神官長の方に向き直った。


「え...と、自分の墓地が置いてあるんですけど...。それでも大丈夫なんですか? 何か墓地があるとリラックスし辛くないですか? 」。


ハリガネがそう問うと、アングリー神官長はゆっくりと首を横に振った。


「いえ、あの地はハリガネさんのような王国に尽くした勇ましい若人がいたという証ですから。我々は貴方の事を忘れずに後世に伝えていくつもりです」。


「は、はぁ...(俺がこれから死ぬみたいな感じで、何だか嫌なんだけど...)。でも、僕は最終的に反逆者の身分になってしまいましたからね~」。


「それは王国が裁きを下した事です。ハリガネさん、貴方が無実であるという事を神は知っておられます。いつの日か、その真実が世にも知れ渡る事でしょう」。


「は、はぁ...(俺、ポンズ教の信仰者じゃないから、いまいち神官や神の言葉って心に刺さらないんだよな~。しかも神官長は地下での()()があったから余計説得力が無いし...)」。


ハリガネが複雑な表情を浮かべていると、アングリー神官長は両指を組んで神に祈りを捧げる姿勢をとった。


「主よ、我々は貴方に人を傷つけず、人をあやめるなという御告げを守り続けてきました。しかしながら、このポンズ王国は世襲国家としての風習や文化が根付いており、ハリガネ=ポップ氏のように人を殺めざる得ない生活を余儀なくされていた者達がおります。それは自身が生きるため、国を護るためにやむを得ず実行してきた事でした...」。


アングリー神官長は瞳を閉じてハリガネのために祈り続けていた。


「...」。


そして、ハリガネも瞳を閉じてその祈りに耳を傾けていた。


「主よ、この若き戦士は反逆者という罪人として辛く悲しい立場に置かれてしまいました。悲しみの中にいるこの戦士の真実を御存知であるのは貴方だけです。その疑いが晴れる時が来る事を我々は祈り続けます。そして貴方が民の罪を御赦しになられたように、戦士ゆえにその運命さだめを背負ったハリガネ=ポップ氏の罪を御赦しください。そして、王国から旅立つハリガネ氏をこれからも御護りくださり、その空より広く海より深い愛で御包みください...。“魔力は神の愛の中に”...」。


「ま、“魔力は神の愛の中に”...」。


ハリガネとアングリー神官長は、祈祷の最後に唱える言葉を互いに言って深々と頭を下げた。


(駄目だ...絶対に笑うな...。真剣に神官長が祈ってるんだ...。駄目だ...ギャップがあり過ぎる...。だって、信じられないもん...。さっきまで下着一丁で笑いながら怒号を撒き散らして、バタフライで狂ったように泉を泳ぎ続けてた変なオッサンが間近で真剣に祈りを捧げてんの...。普通に考えておかしくね? やべぇ...笑いそう...)。


ハリガネは瞳を固く閉じて口を真一文字にし、必死で笑いを堪えていた。


「さて、それでは...」。


アングリー神官長はノレー神官の時と同様、ハリガネの頭上に手をかざした。


「あ、僕は魔力...」。


ハリガネがそう言いかけた時、黄色に光るアングリー神官長の魔力がハリガネの身体を包んだ。


しかし...。


パァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!


ノレー神官の時と同様、ハリガネを包んでいた魔力は四方八方へ飛び散った。


「あ~、彼は何故だか判明しておりませんが、魔力を跳ね返す特性があるみたいで...」。


「存じ上げております。その場に居合わせていた彼女達から少し話を聞いておりました」。


アングリー神官長はボックスにそう答えた後、その場に留まっていたコブシやブリッジの方に視線を向けた。


「ちょっと、目の当たりにしてみたくてね~。ハリガネさん、失礼致しました」。


アングリー神官長はそう言って悪戯っぽく舌を出した。


「あ、いえ...。大丈夫です」。


「さぁ、君達もハリガネさんに挨拶を...」。


アングリー神官長はそう呼びかけると、二人はハリガネの元へ歩み寄ってきた。


「ハリガネ君、しばらくの間はお別れやな~。死んだらアカンで~」。


「...」。


ハリガネは握手を交わしたコブシを神妙な面持ちで見つめた。


「なぁ、やっぱり考え...」。


「未練がましい男は嫌われるで~」。


コブシはハリガネの言葉を遮ったと同時に切なる願いを一蹴した。


(はぁ~、やっぱり駄目か...)。


コブシに“ノー”を突き付けられたハリガネはガックリとうなだれた。


「あの~」。


ブリッジは不安に満ちた表情で声をかけ、ハリガネをじっと見つめていた。


「あ、ブリッジさんもありがとうございました」。


「はい、勇者様に神のご加護がありますように」。


ハリガネはそう言って、ブリッジとも握手を交わした。


「いいなぁ...勇者君...。僕はブリッジちゃんと握手した事がないんだよな...。やっぱり立場が違うから...僕が負け犬だから...。この前もお見合いの席で相手に逃げられて...ブツブツ」。


ミイラ隊長は青白く光る魔力を漂わせ、虚ろな表情でそう口走っていた。


(もう、いちいち気にするのも面倒だな...)。


ハリガネは湿っぽい空気を漂わせているミイラ隊長を無視する事にした。


「あ、あの~。それで...」。


「は、はい」。


ブリッジは神妙な表情を浮かべてハリガネを見つめ続けていた。


「えと...。な、何か...? 」。


戸惑うハリガネは、瞳を潤ませるブリッジにそう問いかけた。


「お腹が空いても、“パール”ちゃんは食べないでくださいね? 」。


(やっぱり、そう言うと思った...)。


ハリガネは懇願してべそをかくブリッジに苦笑した。


「ほう~、“パール”ですか~。私も以前、王国の兵士と会食をした際に“パール”の丸焼きを御馳走になりましたが、あれは美味しかったですね~。肉も柔らくて、歯ごたえも...」。


「神官長様のばかぁ~!! 」。


“パール”愛を抱いているブリッジは、号泣しながら聖堂内へ駆け込んでいってしまった。


「いやぁ~! 年頃の女の子の気持ちはなかなか分からないものですなぁ~! アッハッハッハ~! 」。


アングリー神官長は自身の坊主頭をペチンッと叩いて高笑いをした。


(いや、アンタが無神経なだけです...)。


ハリガネは高笑いするアングリー神官長を冷めた表情で見つめていた。


「さて、そろそろ行かねば日が暮れてしまう。ハリガネ=ポップ氏、行くとしようか。私の後ろに乗りたまえ~」。


「はい」。


ハリガネは両手を拘束されているため、騎士団員達に身体を持ち上げてもらいながら“ヒスイ”に乗った。


「それでは神官長、我々は行きますので~。それと、あの地下の件は騎士団と教団間の話という事で内密に...。王国軍本部に知られるとややこしくなるのでね~」。


カノーがそう言うと、アングリー神官長は小さく頷いた。


「はい、全ては神様の神の御心みこころのままに...という事で。私も取り乱して大変な事を言ったような気がするので、その件も内密に...という事で」。


アングリー神官長は苦笑しながらカノーにそう言った。


「ハハハッ!! おあいこですね~! あと、君達も協力願うよ~!」。


カノーはそう言ってボックス達に視線を向けた。


「了解で~す」。


ボックスがそう答えるとカノーは納得した様子で頷いた。


「よろしい...。では、行こうか~。両手は拘束されているから、しっかりと私のマントを掴んで落ちないようにしたまえよ~? 」。


「あ、はい」。


「よし、それでは皆の衆ッ! アディオスッ! 」。


カノーは手綱を引いて“ヒスイ”を走らせ始めた。


「皆さぁ~んっ! お元気で~! 」。


ハリガネは後方へ声をかけながら騎士団と共に聖堂を去っていった。


聖堂門前に立っている者達は、手を振りながら騎士団と共に消えていくハリガネを見送った。


「行ってしまわれたな...」。


アングリー神官長はハリガネの姿が見えなくなったのを確認するとそう呟いた。


「あ...。勇者様行っちゃったんだ...」。


アングリー神官長に泣かされたブリッジが、目を服の袖で擦りながら戻ってきた。


泣き腫らしたせいか、ブリッジの目は充血してすっかり真っ赤になっていた。


「ねぇ、コブシちゃんは勇者様と一緒に軍で生活したり仕事してたんだよね? 」。


ブリッジはコブシの顔を覗き込みながらそう問いかけた。


「せやで~」。


コブシはハリガネが去っていった方向の先を眺めながらそう答えた。


「勇者様があんな事になっちゃって寂しくないの? 悲しくないの? 」。


ブリッジが不安そうな表情で再び問いかけると、コブシは腕組みをして微笑んだ。


「寂しいけど、ハリガネ君は死なへんで~。必ず戻ってくると思うわ~。根拠は無いけどそんな気がするんや~」。


「え...? 」。


自信満々にはっきりとそう答えたコブシに、ブリッジは戸惑った様子を見せた。


「僕等も戦地へ出た経験があるから知ってるけど勇者君はずっと最前線で戦い続けて、全員生きて帰れないだろうと思われている状況であっても部隊を率いて生還してきましたからね~。絶対に魔獣を狩って帰ってきますよ~」。


「そうそう。今まで戦時中の戦地という生死の狭間を経験し続けてきたからね~。勇者君だったら一人でも成し遂げられるよ~。僕等もそんな気がするんだ~」。


ミイラ隊長とカッパ副隊長も、ハリガネが去っていった方向の先を険しい表情で見つめていた。


「僕は刑務所で彼の看守を務めていただけですが、本来ならこんな境界に置かれて自暴自棄になる囚人が多かったんですけど...。彼の場合はそんな素振りも一切見せずに最後までマイペースでしたな~。緊張感が無いというか...。反逆罪の刑が確定した時やその判決が出た時も、恩赦が受けられないかみたいな話をしてましたからな~」。


ボックスがそう言うと、周りにいる者達はドッと笑い出した。


「ハッハッハッハ~!! さすが戦中期の戦士っ! 度胸が据わっておりますな~! 」。


アングリー神官長はそう言って笑いながら空を見上げた。


青々とした空には雲は一つもなく、心地良い風が辺りに吹き渡っていた。


聖堂の近くに生えている木々は風に揺られる葉と葉を互いに擦れ合わせ、静寂な場の中でさわさわという小さなざわめき音を起こしていた。


「...いい天気だ。旅立ち日和だな...」。


アングリー神官長はそう呟き、両指を組んでうつむいた。


(主よ、旅立たれるハリガネ=ポップ氏が王国を護ったように、新たに降りかかる災難や危機から彼を御護りください...。“魔力は神の愛の中に”...)。


神に祈りを捧げたアングリー神官長は、神妙な面持ちで皆と同様にハリガネが去っていった方向の先を見つめていた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ