墓地の前で騒ぐな
皆さん、初めまして。
このユズポン大聖堂の長をしております。
神官長のアングリー=スマイルと申します。
私はポンズ教団の神官であり、神官長と言えど神官と同様の業務も行う事はできます。
ですが、基本的には神官や他の聖職者の監督や指導する立場にあります。
聖堂の秩序を守り、神の奉仕に全うしていただくためですね~。
~ユズポン大聖堂神官長、アングリー=スマイル~
(アングリー神官長...? 神官のトップっていう事か...? )。
アングリー神官長は満面の笑みを浮かべながらハリガネの方へ歩み寄ってきた。
「ハリガネ=ポップさん、初めまして。このユズポン大聖堂で神官をしております。神官長のアングリー=スマイルと申します」。
アングリー神官長はそう言って、ハリガネの拘束された両手を掴み握手を交わした。
「あ、どうも。これは御丁寧に...」。
そう言葉を返したハリガネに、アングリー神官長は微笑んだままゆっくりと頷いた。
「貴方の事は聞いております。この度は本当に残念な事で...」。
アングリー神官長はハリガネの肩を叩きながら寂しげな表情を見せた。
「それと話は聞きましたが、教誨を担当したノレー神官が迷惑をかけてしまったようで...申し訳ない」。
アングリー神官長はそう言うと、ハリガネに向けて申し訳なさそうに深々と頭を下げた。
「あ、いえいえ...」。
ハリガネはそんなアングリー神官長に困惑し、頭を上げるよう促した。
(俺としては、コブシの賛美歌の方が地獄だったけどな...)。
ハリガネはアングリー神官長に謙遜しながらそう思っていた。
「閣下、手軽に利用できるよう魔法陣通路を敷かせていただきましたよ。聖地内の入口付近から通れるようになってます。それに、憩いの場としても利用できそうだ」。
(そもそも何でそんな憩いの場に俺の墓を置いてあるんだよ! ...てか、急に気配を察知したのは、死角になってる柱の裏側から魔法陣で通ってきたからか...)。
ハリガネはアングリー神官長達の後方に立っている白い柱に視線を向けながらそう思っていた。
「神官長! ご協力に感謝申し上げます! 」。
カノーがそう言って他の騎士団員達と敬礼すると、アングリー神官長はカノー達に微笑んでそれに応えた。
「いえ、教団としても老朽化していた地下施設をどうすべきか困っていたところですからねぇ~。ほぉ~、“ラリマー”が泳いでますねぇ~。わざわざ取り寄せたんですか? 」。
アングリー神官長は泉を泳いでいる“ラリマー”を眺めたそう言った。
「神官長、“ラリマー”は湧き出た地下水に生息していたそうですよ~。湧き水と一緒に出てきたみたいです」。
主任がそう答えると、アングリー神官長は泳いでいる“ラリマー”を見つめたまま小さく頷いた。
「う~ん、まさか問題だと思っていた事は神様が我々に与えてくださった“愛”だったとはね~。この出会いを繋げてくださったハリガネさんと閣下、そして神様に心から感謝します」。
アングリー神官長は両指を組んで深々と頭を下げた。
「いえいえ~、神官長~。我々王国軍はこの地下施設の改修をお手伝いしただけですよ~。そして、ハリガネ=ポップ氏の存在があったからこそ、このような素晴らしい世界が実現したのですから~! ハッハッハッハ~! 」。
(この野郎...今まで真面目に語ってたと思ったら...。急に教団のトップに媚び売りやがって...。やっぱりいけ好かない野郎だ)。
ハリガネは誇らしげに高笑いするカノーを横目で見ながらそう思っていた。
アングリー神官長はそんなカノーに微笑みかけながら、泉の方に視線を戻した。
「ハリガネさん、私達は知っています。貴方は戦士の家系に生まれて逃れられぬ運命でありながらも王国に忠誠を誓い、戦士として王国の治安を護り続けてきました。こうして我々が安心して今日まで平穏無事な生活できているのは、貴方のような王国兵士や傭兵のような戦士達がその運命を背負いながらも生きるために戦い続けてきたからです。そんな“勇者”が王国に対して反逆行為をするはずがないと我々は信じています」。
アングリー神官長は“ラリマー”から放れている青白い光の魔力を、新体操で使用するリボンの様に自身の指先で操っていた。
「神は貴方の人生を今日まで見守ってこられました。そして、王国から旅立たれた後も神様は貴方を見守り続けておられます。反逆者扱いされた貴方の潔白を王国に訴えていきたかったのですが、我々の力が及びませんでした。それで、閣下からの御提案に甘えてしまった事は否めませんが、ささやかながら餞別として私達の方からこの墓地を提供させていただきました」。
「は、はぁ...。これは大変結構な物をいただいてしまって...」。
ハリガネはアングリー神官長に愛想笑いをしつつ、困惑しながらカノーに視線を向けた。
カノーはハリガネの様子を察し、誇らしげに満面の笑みを浮かべながら何度も頷いた。
「教団からのご厚意だ。せっかくなんだから素直に受け取りたまえ~。まぁ、我々騎士団としては王国軍と教団の関係を損なわないための“ダシ”に君を利用してしまった形となってしまったが、悪く思わないでくれたまえよ~? ハリガネ=ポップ氏~? ハッハッハッハ~!! 」。
(この野郎...本当に調子のいい奴だな...)。
ハリガネは、再びその場で高笑いをするカノーを睨み付けた。
「大きい小さい限らず、人類は何かしらの罪を犯して生きています。それは全人類に共通して言える事です。獣を食す事,植物を採取する事...。この世界において、何かを犠牲にして我々人類は生き続けているのです。その犠牲を生んで何かを得る事が罪とするならば、その犠牲を無下にしないためにその罪を心に刻んで憎しみを抱かない事...。そして、人間誰しもが持っている笑顔を...忘れない事...です」。
アングリー神官長はハリガネ達に満面の笑みを浮かべながらそう話した。
(...ん? 神官長の様子が何か変だぞ?? )。
ハリガネは怪訝な表情を浮かべてアングリー神官長の顔を見つめた。
アングリー神官長は笑顔を保っていたが、ピクピクと痙攣した様に身体が小刻みに震えている。
「私達は神様の御言葉を信じて...。そう...人を憎まず...人を...」。
アングリー神官長の身体の揺れが次第に大きくなっていった時...。
「クソがぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! ふざけてんじゃねぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええええええええッッッ!!! この無能がぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! 」。
「...っっ!? 」。
突然アングリー神官長がその場で怒号を上げると、ハリガネ達は驚きたじろいだ。
「本当いい加減にしろぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいッッッ!!! やれ税制改正だぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! やれ厚生年金だぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! やれ健康保険だぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああッッッ!!! どんだけ教団から金むしり取れば気が済むんだぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! あん野郎ぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! 」。
(す、スゲー...。笑いながら怒ってるよ...)。
身体を左右に大きく揺らし笑顔のまま喚き散らすアングリー神官長を見て、ハリガネは顔を強張らせた。
「あ~あ、また始まっちゃったか~」。
カノーは呆れた表情を浮かべて自身の頭を掻きながらそう呟いた。
「また...とおっしゃいますと? 」。
ボックスがそう聞き返すと、カノーは小さな溜息をついた。
「神官長特有のストレス発散法だよ。さっきも話したけど、王国は教団に対して増税や法規制による厳罰化を実施したりと、教団を見る目が厳しくなっているんだ。それで聖職者限らず信仰者も王国に対しての不満を露わにしているわけなんだが、特に...」。
「人を憎まず笑顔っつっても限度があるだろうがぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! 人の皮を被った悪魔がぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああッッッ!!! 畜生めぇぇぇぇえええええええええええええええええええええッッッ!!! クソがぁぁぁぁああああああああああああああああああああああッッッ!!! 」。
カノーは笑いながら激高し続けるアングリー神官長を呆れた表情を浮かべたまま両腕を組んだ。
「教団上層部ゆえの悩みなのかもしれないけど、神官長はたまにああやって溜まった不満を爆発させているのさ~。特に、最近は教団への税改正もあってか爆発する事が多くなってしまってね~。困ったもんさ~」。
カノーはやれやれといった様子で首を横に振り、再び大きな溜息をついた。
「教団はみんな財産を平和と信仰のために還元しとんのじゃぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! 私利私欲のためとは違うんだぞぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!?!? コラァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!! ボケェェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッ!!! 」。
(神官長、怖すぎるだろ...)。
穏やかだった時とは一変して烈火のごとく憤りながら笑い続けるアングリー神官長に、そう思っていたハリガネと皆はすっかりドン引きしていた。
「し、神官長様...。こ、怖いよぉ...」。
「ブリッジちゃん、大丈夫やで~。すぐに治まるって~」。
コブシはべそをかいて胸元に顔を埋めているブリッジの頭を優しく撫でていた。
「...! 君っ! あれをっ! 」。
カノーは即座に一人の騎士団員に声をかけた。
「はッ!! 閣下ッ!! 」。
声をかけられた騎士団員は、先程渡した白いバラの花束をカノーに再び差し出した。
「ドントクライ! 麗しき修道女よ...。怖がる事はないさ~」。
カノーは騎士団員から花束を受け取り、そう言いながらドヤ顔で白い歯を輝かせた。
「用事を終えたら一緒に食事でもどうだい? その後はオペラ鑑賞といこうじゃないか~。オペラはそうだな...カルメンッ! ボーイズ・トゥー・メンッ! 僕ッ! イケメンッ! オッケーイッ!! 」。
(...ボーイズ・トゥー・メンはR&Bだろ)。
ハリガネは心の中でカノーにそう突っ込んでいた。
「ブツブツ...」。
カノーが花束をブリッジに差し出そうとした時、青白い魔力を周りに漂わせているミイラ隊長がゆっくりと近づいてきた。
「ん? 何だい? 君は~? 」。
カノーを睨んでいるミイラ隊長の眼は青白く光っており、全身包帯男と化している事もあってその姿はまさにゾンビそのものであった。
「女神様に気安く話しかけるな...。女神様は僕達の希望であり太陽であり...ブツブツ」。
戯言のようにそう口走っているミイラ隊長にカノーは動じた様子を見せず、やれやれといった感じで肩をすくめた。
「君ぃ~、高貴な騎士の僕にそんな失礼な態度をとったら、い~けないんだッ! イケメンだッ! オッケーイ?? 」。
「僕達はブリッジ教の信者として...ずっとブリッジ様を支えてきたんだ...ブツブツ」。
(ブリッジ様...? ミイラ隊長の中で何かスイッチが入っちゃったか? )。
ハリガネは心配そうな表情でカノーとミイラ隊長の顔を交互に見ていた。
「君ぃ~、どういった形で彼女を支えているかは分からないが、立場はわきまえたまえ~。僕は貴族であり騎士、君はただ彼女の事を応援しているだけの平民で平凡な兵士。アンダースタンド? 」。
「...ぐっっ!! 」。
カノーの言葉に、ミイラ隊長は歯を食いしばって悔しがっている様子を見せていた。
「君にもう一度言っておくが、立場をわきまえた方がいい。それは私に対してだけでなく、彼女に対してもだ。しかも、聞くところによると彼女は国民的に大人気の修道女らしいじゃないか~。つまり、王国でも著名な人物であるという事だ。彼女は国民的な修道女、君は何の変哲もない王国内においても影響力の全く無い一兵士。アンダースタンド? 」。
「~っっ!! 」。
カノーがそう言い放つと、ミイラ隊長は身体を震わせて反論できずに黙っていた。
「いいかい? 君だって王国の兵士なんだろ~? それに、身なりを見る限り君は軍人としての地位もそんなに高くはないだろう? だったら、身分にシビアなこの王国での階級社会は君も知っているはずだろう~? 今日彼女と会えたのもハリガネ=ポップ氏の刑執行があったからだよ~? つまり、彼女に会えたのは君の力じゃない。彼女の支援や応援をする余力があるのなら自己投資して自身の出世に賭けたまえ~」。
「...」。
立て続けにカノーから容赦のない言葉を浴びせられ、ミイラ隊長は気落ちしてしまったのかぐうの音も出ないのか大きくうなだれてしまった。
「何か、隊長かわいそうだね~」。
「え、ええ...」。
カッパ副隊長とハリガネはこそっと耳打ちを交わしていた。
(まぁ、あながち間違った事を言っているわけじゃないんだけど...。カノー大尉は貴族出身の騎士っていう部分があるし、歩兵隊出身で下士官だった俺からするとやっぱり鼻につくんだよな~)。
ミイラ隊長を圧倒して満足そうに高笑いしているカノーを、ハリガネは冷めた目で見ていた。
「君はまず身の程を知りたまえ。本来であれば君のような庶民は高貴な僕と話のできる立場ではないんだぞ~? 他人の幸せは自分の幸せみたいな、そんな偽善心は捨ててしま...」。
「うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! お前に何が分かんだぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!」。
「...っっ!? 」。
ミイラ隊長が急に大声を上げたため、周囲がざわついた。
「おいおい~、何だい? いきなり~」。
「俺は別に出世なんかしなくてもいいんだぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! 俺の人生なんか放っておけぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええええええええッッッ!!! ブリッジ様がこの世に御生まれになったから俺の心は平和的なんだぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! 」。
ビュゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッッ!!
(全ッッ然、平和的に見えないんだけど...)。
ハリガネは青白い魔力を大量放出して爆風を巻き起こすミイラ隊長を見てそう思っていた。
「か、閣下...。そろそろ、この辺に...」。
見かねた騎士団員の一人がカノーに声をかけた。
「む、そうだな。こんなところで庶民の相手をしている場合ではなかったな。王様から御説教を受けてしまう...。それではハリガネ=ポップ氏~、我々はそろそろおいとましようか~」。
「は、はぁ...」。
ハリガネは完全に憤っているミイラ隊長を一瞥しながらそう返事をした。
「待てぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええッッッ!!! 騎士だからってぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええッッッ!!! 調子に乗るなぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! 」。
「騎士だからって...? ハッハッハッハ~!! 誉め言葉として受け取っておこう! 君も庶民なりに社会の歯車の一つとして、今後も王国に貢献し続けてくれたまえ~! アッカンベー! レイデー! レディは僕のベイベー!! 」。
(うわ、コイツ...。大人げね...あ)。
ハリガネは舌を出して挑発するカノーから、ミイラ隊長に視線を移すと顔を強張らせた。
「うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! ブリッジ=ブック様バンザァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアイッッッ!!! 」。
完全に自我を失ってしまったミイラ隊長はカノーに掌をかざした。
「や、ヤバいっっ...!! 」。
ハリガネ達がそう思いながらとっさに身構えた時...。
ザァ...ッッ!!
コブシが素早い動きでミイラ隊長の背後を取った。
「男のヒスは見苦しいで~」。
ドゴォォオオオオオ...ッッ!!
「ゴハァッ...!! 」。
コブシはミイラ隊長にボディブローを一発見舞った。
「うぉっ!? ええボディが入ったで~!! 」。
ボックスは感心しながら地面に崩れ落ちていくミイラ隊長を眺めていた。
「コブシ、やっぱり一緒に“アルマンダイト”討伐に行かね? 」。
ハリガネは神妙な面持ちで教誨室の時と同様、コブシを討伐に再び誘った。
「ハリガネ君~、しつこい男は嫌われるで~」。
「ちぇ~」。
ハリガネは残念そうに口を尖らせた。
「さて、ハリガネ=ポップ氏~。遅くなって申し訳なかったね~。じゃあ、地上へ戻ろうか~」。
「はい...。あれ? そういえばアングリー神官長は?? 」。
ハリガネはそう言って辺りを見回した。
「い、泉を泳いどるぞ~!! 」。
ボックスが困惑した表情で、泉を全力で泳いでいるアングリー神官長を指差した。
アングリー神官長は祭服を脱ぎ、下着一丁になって泉をバタフライで泳いでいた。
「お、おやめくださいっ!! 神官長ぉ~!! 」。
主任は半泣きで泳ぎ続けるアングリー神官長に呼びかけていた。
「うるせぇっ!! うるせぇっ!! どいつもこいつも馬鹿野郎だぁぁぁぁああああああああああああああああああッッ!! フハハハハハハハハハハハハハハハッッ!! 」。
アングリー神官長は高笑いしながら全力で泳ぎ続けていた。
「はぁ...。またか...」。
カノーは疲れ切った表情を浮かべて溜息をつき、自身の額を掌で押さえた。
「またか? 」。
ハリガネがそう聞き返すと、カノーは腕組みをして絶叫しながら泉を泳いでいるアングリー神官長を眺めながら口を開いた。
「これも、神官長特有のストレス発散法だよ。怒りが静まらない場合は走り回ったり、ああやって泳いだりして身体を動かすのさ。時間が経てば元に戻るさ。さて、我々は先に戻るとしよう...」。
「は、はい...」。
カノーに促されたハリガネ達は、柱に開設された魔法陣の方へ足を運ぶ事にした。
(この王国はホント、イカれた奴等しかいないのか? 王国から出ていく前だっつーのに、何かどっと疲れちまった...。しかし、生きているうちに自分の墓地を拝む事になるとはなぁ~)。
ハリガネはそう思いながら、自身の墓地と絶叫しながら泳ぎ続けるアングリー神官長を一瞥して魔法陣の中へと消えていった。




