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ニセモノの勇者がホンモノの勇者になる話  作者: 平 来栖
第9章 ステキな・・・
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その29


 あれからどれだけの時が経ったかわからない。

 目が覚めるとN2は見知らぬ顔に囲まれていた。



「オ、オイ、起きたぞ!」


「……い、生きてんのか!?」


「……なぁそれよりこのツラ……もしかしてコイツ監獄長が言ってた……」


「ああそうさ。間違いないだろう。なんたってーーー」



 すると人だかりの中から一人の人物が歩みでできた。

 ボーダー柄の服を着た女性だった。



「なんたってこのアイリーン様謹製のロスティスコートを着てんだ。間違いなく彼がN2だよ」



 眼鏡を指先でクイとあげながら怪しく微笑むその女性の口元に、N2はなぜか既視感を覚えた。


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