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黒キ髪ノ青年 [Alzel]
何処からともなく 迫り来る 魔の手
生命、喰らいし 闇よりの使者(Defecter)
何処からともなく 消え逝く 魔の手
闇を払いし 光よりの使者(Defender)
少年の夢はやがて壁となり、立ち塞がるだろう...
例年の壁はやがて路となり、跪くだろう...
待ち受けたるは 白衣の男女(Scholars)
囲まれたるは 無表情の少女(Pure girl)
放たれた言葉に青年は絶句する...
例年の壁はやがて路となり、嘲笑うだろう...
少年の夢はやがて灰となり、燃え尽きるだろう...
沈む黒き髪の青年を見つめる無垢な瞳
その紫紺の眼差しだけが暖かみを帯びていた...
韻の踏み方に多少無理を感じますが、敢えて当時のままを再現してます。ご了承ください。
アルゼルくんの物語も小説化する予定ですが、それはまた別の話。




