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紫千ノ胎動 [The Beat of The God]
「おお、神よ! 我等が女神よ!
愚かな我等を救い給へ!」
虚ろに響く物音の中
わたしに聞こえた唯一つの言葉
それが紫千の最初の記憶―――
空ろに揺らめく鳥籠の中
わたしに見えた幾つかの光
それが紫千の最初の記憶―――
滅びた世界 取り残された民衆
独りの少女 絡み付く回路
嗚呼,少女は縛られたまま...
嗚呼,少女は拘束られたまま...
―――世界は 廻り続ける...
いつまでも...
いつまでも......
文字数が足りなくて投稿できない……!? とかなり焦りました。強引に……を追加してどうにか投稿。ふぅ。
紫千という女の子が一応主人公格です。




