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 続々と女の子たちが集まってくる。

 僕は目を閉じていた。

「さて、みんな集まったね」

 御子野瀬さんの声がする。

 背後に、七人の息遣い。

「それでは合格者を点呼するので、呼んだら返事して。長嶺くんは、それに間違いがないか確認してね」

「はい」

「じゃあ最初。一ノ瀬いちか」

 可愛らしい声。

「二村にぃな」

 少し緊張した雰囲気。

「四宮しき」

 冷静な声音。

「六平ムミ」

 不思議な返事。

「七瀬ナナ」

 間延びした様子。

「九条くるみ」

 微笑んだ気配。

「十三とおこ」

 演劇チックな言葉遣い。

「以上七名を一次試験合格者とする。間違いないね?」

「はい」

「よって、三井みさと、五灯いつみ、八束やえはこの時点から自室待機、接触は厳禁とします。ので、みなさんよろしく」それから、と視線が僕の頭を越える。「五灯さんに関しては反則による失格です。みなさんも残りの試験で、そのような行いは慎むように」

 少し、教室がざわついた。

 でも瞬く間に、

「じゃあ又野さん」

「はい。それじゃあみんな、次の試験の内容を説明します」

 そんなことが言われる。

 今日も今日とて、大人は待ってはくれない。

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