野球部
ある中学校に通っている野球少年けんじくん
小学生の時から野球をやっている
いわゆる野球バカだ
しかし野球はできても勉強得意ではなかった
彼は小学生の時少年野球チームの主将だった
しかし中学に入ってから全く結果を残せなかった
けんじは体が大きく練習についていくのが一苦労だった
野球は好きでも練習についていけない
皆に置いてかれてる気がしていた
しかし同級生の皆がサポートしてくれてた
そんな皆が支えてくれたから練習についていけるようになった
2年の冬の時だった
学校の体育の授業中だった
跳び箱をやっているとき左足の親指を踏み込んだ時に痛めてしまった
病院に行ったところ折れてはなかったが全治2週間の捻挫をしてしまった
1週間は安静にしていたがすぐにリハビリ代わりに走り込みを始めた
しかし完治していない状態で走り込みを始めたせいか痛みを悪化させてしまった
また安静にしなければならなくなった
こんな事をしてしまった自分にムカついていた
野球をやりたいのにできない事に
完治してから練習に参加したがレギュラーになる事はもうない事に気づいていた
しかしけんじの持ち味はバッティング
レギュラーになれなくても代打で活躍できるように一生懸命練習していた
3年の夏が来た
けんじは背番号19であった
残念ながら試合に出ることは無かったが県大会まで行くことができた
けんじは皆のサポートをできるだけできたから悔いはない
楽しい野球人生を過ごせた
高校に入ってからは野球部に入らず小学生の時お世話になったチームのコーチをしている
なぜなら自分みたいになって欲しくないから
今はアルバイトをしながら小学生に野球を教えている