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零話

第零話


俺はその晩こんな夢をみた。

一人の中学生が卒業式の日、大好きな女の子に告白しようか悩んでいた。卒業式に告白なんてベターだな。ただその少年は好きな女の子と違う高校に行く。小説じゃあるまいし当然とも言えるな。同じ市内なら問題なかったのかもしれないが少年が行く高校は遠く寮生活になるらしい。

『自分の好きの思いを伝えたい。しかし卒業してしまったら会える機会は絶対に減る。月一かもしれないし年一かもしれない。そんな僕の身勝手な思いを伝えて彼女のこれから始まるまだ始まってさえいない高校生活の重りになってしまうかもしれない』そう少年は悩んでいた。俺に言わせてみればそれがどうした?だ。思いを伝えたとしてもし女の子に少年に対する思いがないんならきっぱりさっぱり忘れるだろう。それが女だ。気にするって事はお前と似た気持ちを少しでも持ってるってことだろう。そんなら月一だろうが年一だろうが付き合っちまえよ。

ったく変な夢だ。


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