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271


いまでもずっと忘れられないと

もしそう告げたなら

告げた思いを貴方は

受け取ってくれるでしょうか


それとも重いと捨てるでしょうか



272


一滴の涙を

こぼしてしまった時に

私は

心の壁を打ち壊された


ひとりで居るのが怖くなった日



273


星空に祈りをこめて

見上げるその瞳は

まっすぐに

その光を映して輝く


私はただ、静かに願う

その目が悲しみに曇らぬことを


274


ひとつの願い

ふたつの願い

みっつの願い

おおくの願い

人の願いはきりがない



275


人と人との関わりは

辛くて苦しくて哀しくて

そのたびにもういやになって

閉じこもって震えながら

けれど人の温もりを求めてしまう

そんな矛盾を抱えて今日も眠る



276


苦しさに身を縮め

うずくまる私に

そっと

小さな掌が触れた

暖かく愛しいてのひらが



277


うとうとと繰り返す

眠りと覚醒の狭間で

途切れ途切れに

聞こえる声が心地よくて

そっと微笑んだ



278


ありがとうの言葉と

感謝の気持ちが

イコールでは間に合わなくて

もどかしく思いながらも

溢れる気持ちをどうしたらいい?



279


不安が募る

真実が見えなくて

曖昧な事柄に

振り回されて


だけど

負けたくないのです



280


目が覚めたら きっと

いつもどおりの朝

目が覚めたら きっと

いつもどおりの私

目が覚めたら きっと

いまよりもっと 元気





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