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261


たまゆらの命ならば

消えゆくそのときまで

力の限りに生き続けよう


力尽きるとも

再び朝日が昇るとき

また立ち上がれるように


ひと時ひと時

たとえ全てを大事に出来なくとも

自分の思うがままに

力の限り生き抜いてみよう



262


暮れゆく空に

静かに願う

明日はきっと

いい日であれと


たったのひとつ

小さな願い

それが適えば

明日はいい日



263


眠るよ眠る

静かに眠る

朝日が窓を

照らす時まで


眠るよ眠る

静かに眠る

きっと明日は

光が見える



264


命の意味を

誰も知らずに

それでもみんな

今日を生きてる


明日になれば

朝日が昇り

また一日を

今日も生きてく



265


いい気になれば

それでいいのだ

調子にのって

それでいいのだ


なにがあろうと

それでいいのだ


笑顔であれば

それでいいのだ



266


揺れるゆずりは

ゆらゆらゆらぐ

心ころころ

眠りの園へ


誘う声は

さらさら流る

遠き空まで

さらさら流る



267


鹿の子模様の

小さなハンカチ

そっと差し出す

貴方の前に


じっと見詰めて

不思議そうな目

そして私を見上げた貴方

その目の中に私がうつる


初めて私を

貴方が知った

その一瞬が

忘れられない



268


命の色を

何色に例う

桃色白色黒に黄色

貴方の色はきっと紅

全てを燃やす炎の紅



269


梅雨の雨を

一粒一粒数えて

そうすればきっと

青空に会える



270


嫌い嫌いと叫んでも

近づいてくる貴方だから

好きだ好きだと囁いたなら

遠く離れてゆくのでしょうか









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