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161


魂が

叫び求めるのだと


言葉ではなく


深い所に

ざっくりと


知らされる夜



162


許されるなら


求めるものは

愛の一粒



163


夢よりも


甘い夢を


その虚しさを

なにより知りながら



164


ひとりだと

呟く貴方を

わたしは嘲笑う


どうして

あなたにはみえないのか、と



165


孤独とは


ひとりであることではなくて


ひとりだと思いこむ


その心と知る



166


涙が枯れることなんて

ほんとはないんだねって

儚く笑う貴方が


誰よりも

なによりも

私は愛しいのです



167


できることなど

本当は限られていて


けれど

だからこそ

わたしはできることをするのです



168


貴方がいるから

微笑んでいられるのだと


どうしたら貴方に伝えられる?



169


一夜の夢よ

儚き夢よ

どうか

消える前に

そっと

その証をください



170


夜の寒さに身を震わせて

寂しい寂しいと泣く子供を

ぎゅっと抱きしめる


身のうちに在る

小さな子供が

微笑むように




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