表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/50

16



151


寒さは

嫌い

だけど

暑いのも

嫌い

結局ただのわがままなのだけれど



152


心地よい疲労は

穏やかな眠りを連れて



153


ため息を

ひとつふたつ


零れた数だけ

思いも募る



154


私がこの手で

支えられるのは

ほんのわずかな

本当に大切なものだけだと


解っているはず、なのに



155


できること

できないこと


したいこと

するべきこと


間にあるのは

おおきな溝



156


どうしてと

くりかえしたところで

なにも現実は変わらない


だから

気がつけば諦め上手



157


ひとときの夢だと

笑ってこたえたあなたが

いとしくて

余計に募る想いを

うちで押しつぶして


友としての笑顔の仮面を

今日もまたひそりとかぶるのです



158


はるが待ち遠しいと

冬もまだはじまりかけなのに

呟く貴方


ばかだねといいながら

頬が緩むのを止められないのは

貴方のせい



159


涙は流しません


もうそれは

10年も前に

流しきってしまったのです



160


愛なんて

もういらないって

嘯いた所で


あいして

愛してと

心のうちで叫ぶ


自分までは、誤魔化せない


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ