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たとえすべてが夢だとしても、覚めるときが来るまでは現実。 幸せの中にたゆたいながら、緩やかに解けてゆく快楽に浸ることを誰がどうして責められよう? さあ、たとえひと時だけの夢とわかっていたとしても、この幸せを享受できる現在いまを愛してゆこう。





ただ一人の人と愛したはずの貴方はけれどそれが夢でしかないのだと私に自覚させた。でも、けれどそれでも、愛したそのひと時は間違い無く幸せだった。そして今でも愛しく想う自分もいる。忘れられない想いはそっと綺麗な箱に詰めて眠らせてしまおう。LOVEの文字の蝋封をして。





愛してるアイシテルと抱きしめながらただ告げ続ける貴方の言葉を、その密着した体温を感じながらもどこかさめた心で受け止めていた。嘘付き、ウソツキ。貴方の愛はどこまでも広く果てない。私だけの物になんかなりやしない。もうそんな愛はいらない。さようなら、愛した人。永遠に。





忘れないで忘れないで、貴方の傍で貴方を見守る人のことを。忘れないで忘れないで、貴方は決して一人じゃないってことを。愛し愛され幸せになれる、それはまちがいなく真実の約束。忘れないで忘れないで、ずっと貴方を愛し続ける人がいるということを。――心からの愛とともに。





一人で綴るコトノハは、はたしてどこにゆくのでしょう。遠く空へとのぼりゆき、雨となってはこぼれゆく。ほろほろほろとこぼれゆく、そのコトノハを舐めたなら、きっと哀しい味がする。





ほっとひといき、ひとやすみ。 歩き続ける道だから 時には足をとめてみよう。やすみすぎでもいいじゃない。それがあなたのマイペース。自分のリズムを大切に ゆっくりゆっくりあるいてこう。 ほっとひといき、ひとやすみ 。続いて生きる道だから 時にはほっとひとやすみ。





幸せの色

祈りの光

ときめく心の

赴くままに進む時の輝き

許しの心から生まれる

祈りの魂

すべては穏やかな光の中に

幸せの色は光とともに





昼下がりのひと時

訪れる睡魔にうとうとと連れられるままに

旅立つ夢はきっと幸せの色

穏やかな昼下がり

雨音さえもやさしくひびく





愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるあいしてるアイシテルアイシテルアイシテルアイシテル――なのに消えないこの、凶暴な想いを、どうすればいいの?答えなんて、どこにもありはしないのに。




10


「幸せかい?」そう問われて言葉に詰まる。幸せってなんだろう。花がきれいだったとか、風が心地よかったとか、お気に入りの香りにつつまれたとか――そんな些細な幸せならいっぱいあるのに。ふ、と、思わず笑みが浮かんだ。「ええ、幸せよ――だって、生きているから」




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